【朝日杯FS】ラブリーデイ「一戦ごとに良くなっている」

トピックス

16日(日)に行われる朝日杯FS(G1)に出走予定のラブリーデイ(牡2、栗東・池江寿厩舎)を管理する池江泰寿調教師の共同会見(12日)は以下の通り。

-:まず、前走の京王杯2歳S(2着)のレース振りから振り返って頂けますか?

池江泰寿調教師:1戦目、2戦目ともに1800mで大幅に距離短縮(1400m)だったんですが、それでも上手く好位で流れに乗ってくれて、適応能力の高いところを見せてくれたなと思いましたし、内容も結果もコチラが思っている以上のものでしたので、今回1600mになるのも、前走の競馬を見ると問題ないんじゃないかなと思います。

-:その適応能力の高さというのは、この馬のセールスポイントになりますか?

寿:そうですね。デビュー戦が出遅れて後ろからの競馬になって行きっぷりが悪かったんですが、2戦目でスッと2番手で流れに乗りましたし。調教でもどんどんどんどん、やる度に動きとか反応が良くなってるんでね。学習能力が高いなと思いますよね。

-:前走の京王杯からG1まで、中間はどんな雰囲気ですか?

寿:前走後はノーザンファームしがらきでリフレッシュ放牧に出ました。そこから戻ってきまして、数字はそう増えていないのですが、むしろ脂肪がだんだん取れてきて、体が引き締まってきたなという感じですね。

-:今朝の最終調整ですが、どういったところにポイントを置かれました?

寿:今朝はCWでの2頭併せで、一番のポイントは仕掛けてからの反応の良さだったんですが、そのへんはマズマズだったなと思います。

-:前走に比べての上積みと言いますか、デキの上昇度はいかがでしょうか?

寿:前走よりもまた今回、調教の動きや反応も良くなってるのでね。ホント一戦ごとに良くなってるな、って感じを受けます。

-:今回はG1、中山のマイル戦とちょっとトリッキーなコースになりますが、こちらはいかがでしょう?

寿:立ち回りの上手な馬なのでね。むしろ歓迎、というかね、そう思っています。

-:先ほど馬体重の話が出ましたけれども、前回、減っていました。これは輸送によるものだったのかどうなのか、ちょっと気になるところなんですが。

寿:輸送もありますが、中間、脂肪も取れて引き締まってきたので、両方だと思います。

-:となりますと、今回の馬体重は前走と比べては?

寿:うーん、まだ体に余裕があるんでね。まだまだ取れる部分、絞れる部分はあるなと思います。

-:ここまで3戦して、今回はG1挑戦ですけども、この先にも繋がってくる重要な一戦かと思いますが?

寿:そうですね。まあ、まだマイル路線とは決め付けてはいないんですが、現時点で1600mのG1でどのくらいの競馬をするか楽しみにしてますけどね。

-:では、最後になりますが、改めてレースに向けての抱負をお願いします。

寿:すごく競馬が上手になってきてね、立ち回りも上手なので、中山の1600mでも好位で流れに乗って、直線も長くイイ脚を使うのでね。中山のマイル向きだと思いますので、是非、応援して頂きたいなと思います。