【朝日杯FS】クラウンレガーロ「プラス体重では臨める」

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16日(日)に行われる朝日杯FS(G1)に出走予定のクラウンレガーロ(牡2、栗東・日吉厩舎)を管理する日吉正和調教師の共同会見(12日)は以下の通り。

-:それではまず、前走のデイリー杯2歳Sを振り返っていただけますか?

日吉正和調教師:そうですね、スタートが良くて「行くのかな?」と思ったんですけど、まあテイエムのほうが、ということで。まあ、最後までしっかり渋太く走ってくれていますしね。負けていますけど、内容はすごく良かったので満足しています。

-:先生から見て、どの部分がやはり「一番褒めてあげたいな」というところでしたか?

日:そうですね、小倉の時もですけれども、この馬、本当に一生懸命に走る前向きな気持ちが、やっぱりこの馬の武器だと、思いますしね、そのへんを褒めてあげたいですし、見どころだと思います。

-:前走後はどのような調整をされていたんですか?

日:ちょっと間隔が開くので、少し楽をさせて、まあ前走でも馬体重が一番軽かったんで、まあ軽いからダメってことではないんですけれど、まあ、「もう少し成長が欲しいな」っていう部分も含めて、2週間ほど楽をさせてから調教をハードにしていくという形に持っていきました。

-:その追い切りなんですけれども、今週はどのような指示や内容だったんでしょうか?

日:もう先週の時点で、乗り役のほうからは「現状でもいいくらいだ」っていう話は聞いていたので、「もう好きに乗っていいよ」っていうことで、あとはもう乗り役の競馬に対してのイメージで馬を作ってくれればそれでいいなと思ってたので、はい。

-:では、仕上がり具合はいかがでしょうか?

日:今日は時計が思ったより良くて「ちょっと一杯なのかな?」と思ったんですけど、「まだ少し余裕がありますよ」ということだったので、本当にいい形で朝日杯に向かえるんじゃないかと、楽しみにしています。

-:乗り役が「現状でいいよ」ということは、馬体重的には今いかがなんですか?

日: 少し増えていますので、今のところ理想の体重なんですけれど、ちょっと輸送があるのでね、その分で減ると思いますけれど、それでも前走に比べてプラス体重では臨めると思います。

-:輸送などはいかがでしょうか?

日:小倉も行ってますからね、僕は大丈夫だと思っています。

-:そして中山の1600mになりますが、いかがですか?

日:まあ、マイルはこないだも走っていますしね、特に何ということは考えていません。問題ないと思います。

-:前走は初のマイルでしたね、適性ですかね。

日:そうですね、正直、マイルでやれる自信はありましたので、けっこうデイリー杯の前は、周りから「どうなの?」と聞かれてましたけど、僕自身は普段から見つつ、やれるとは思ってましたんでね。

-:ここ2走、惜しい2着ですけれど、あと1着、いきたいですね。

日:そうですね、みんなそうだと思いますしね、もちろん僕もそうです。

-:G1レースですけれども、先生からして今の現状のお気持ちはいかがでしょうか?

日:正直もう少しこう、「変な不安感とか変な緊張とかあるのかな?」と思ったんですけど、馬が順調にきているおかげか、思ったより淡々と臨めているのは、自分でもビックリしていますけどね。

-:ここを勝って来年につなげたいですね。

日:まあ、そうですね、本当にこう、まず「あの馬に何か取らせてあげたいな」っていうのはありますんでね、一番近いのがココになりますので、頑張ってもらいたいと思います。

-:それでは最後にファンの皆さまにむけて、ひと言よろしくお願いします。

日:馬の状態もいいですし、ちょっと早いクリスマスプレゼントになれればと思ってますので、応援よろしくお願いします。