コース替わりがカギ ナイク

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土曜中山4レース・障害未勝利に出走を予定しているナイク(牡3、美浦・高橋文厩舎)について、江田勇亮騎手に話を聞いた。

2走前の障害初戦で6着、2戦目の前走では2着と順調に着順を上げた。
「2走前は、初めての障害戦だったので構えて慎重に乗りましたが、練習のときよりもスムーズに行けました。実戦での感覚を掴めたので、2戦目はある程度の位置で競馬をしようと思っていました。良いポジションで流れに乗れましたし、最後までよく頑張ってくれましたね」と、前2走を振り返る。

「気を抜くところがある馬なので、ブリンカーを着けたりしていますが、前走のときは攻め馬でもレースでも気を抜かずに集中して走っていました。先週の調教で乗せてもらいましたが、1頭でもきちんと障害を飛べていますし、この前と変わらず気を抜く面を見せていません」と、引き続き状態は良いようだ。

「今回は初めての中山ですからね。タフなコースですし、バンケットもあるので、そこでどのような走りをしてくれるかですね。返し馬のときに馬の雰囲気を掴みたいと思います。体がしっかりしてきているので、この馬のリズムを崩さぬように流れに乗って、気を抜かさないように走らせることが出来れば、中山の障害コースにも対応してくれると思っています」と、意気込みを語る。