引退の渡辺薫彦騎手のコメント

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12月16日(日)、5回阪神6日目、渡辺薫彦騎手(栗東・沖厩舎)は、阪神12レース(5番テーオーマグナム・11着)が最後の騎乗となった。引退後は、沖芳夫厩舎(栗東)で調教助手となる予定。

【渡辺薫彦騎手のコメント】
「正直なところ悔いが無いといえば嘘になりますが、最後に沖調教師、家族、先輩や後輩の騎手の皆さん、そして寒い中残ってもらったファンの皆さんに見守られてステッキを置け、幸せな騎手人生だったなと感じます。今は、無事終わってほっとしていますが、もう乗らないのかと思うと寂しい思いもします。
たくさんの思い出の中でも、いい思い出も、悪い思い出もナリタトップロードが一番です。これからは、沖調教師のもとで勉強して、まずはいい調教助手になりたいです。引退を迎えて、本当にたくさんの人に応援してもらっていたんだと改めて感じます。これまで長い間応援してくださってありがとうございました」

渡辺 薫彦
(わたなべ くにひこ)
1975年4月5日生まれ
[初免許年] 1994年
[所属] 栗東・沖 芳夫
[初騎乗] 1994年3月5日1回中京3日目12R ヘラケン (7着/16頭)
[初勝利] 1994年6月26日2回中京4日目8R ミスターハリケーン
[今年度成績] 432戦9勝
[生涯成績] 7262戦339勝
成績は16日終了時点

師匠である沖調教師(左から2番目)らと記念撮影