【有馬記念】ナカヤマナイト「ようやく体が出来てきたという感じ」

トピックス

19日、日曜中山10レース・有馬記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、天皇賞秋9着のナカヤマナイト(牡4、美浦・二ノ宮厩舎)は、柴田善臣騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F66.7-51.8-37.9-12.6をマークした。

二ノ宮敬宇調教師のコメント
「前走は展開の向き不向きもありますが、使った後も順調に調教を出来ていますし、1つのステップと考えればいいかなと思います。レース後もあまりダメージはありませんでしたし、この中間でまた体が成長しているかなと見ています。先週ジョッキーに乗ってもらって良い感じの調教が出来ましたし、今週ももう一度ということだったので、ジョッキーに調整程度で乗ってもらいました。馬もとくに悪いところがないので、思ったような調教が出来ます。東京でも勝っていますが、中山で勝ったときのレースが、私自身の印象に強く残っているので、中山の方がいいかなと思っています。今週も右回りの調教で、トモの力を伝えて首を上手く使えていましたし、やはり右回りの走りはいいですね。海外遠征など様々な経験を積んで、体を細くしたり太くしたりしながら、ようやく体が出来てきたという感じです。来年も更に成長してくれるでしょうけど、現状で良い走りが出来る状態にあると思います。この出来なら一線級との力差をきちんとはかれますし、こういう状態でレースに使えることは少ないと思うのでいいですね」