【有馬記念】ダイワファルコン「この馬にとって条件は良い」

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19日、日曜中山10レース・有馬記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、福島記念1着のダイワファルコン(牡5、美浦・上原厩舎)は、助手を背に南ウッドチップコースで追われ、6F80.9-65.4-50.7-37.3-12.9をマークした。

上原博之調教師のコメント
「前走は、小回りの福島でようやく自分の競馬が出来ました。重賞に何度も挑戦して勝ち切れなかったので、勝てて良かったです。前走後は有馬記念を視野に入れつつ、馬の状態を見ながら調整してきました。1週前追い切りでは、調教駆けする馬を目標に後ろから外を回る形でしたが、終いの伸びも良かったです。今週は調整程度で、単走で気分良く走らせるという予定通りの内容でした。以前は子供っぽさがあり、成績にもムラがありましたけど、5歳になってだいぶ精神的にも落ち着いて、安定した走りが出来るようになってきました。元々涼しくなる秋口から春先にかけて良くなる馬ですが、秋3戦はいずれも良い状態で使えていますし、今週も引き続き良い状態です。有馬記念は初挑戦ですが、中山のコース形態は合っていますし、距離2500もオールカマーの内容から対応出来ると思います。相手は強いですが、この馬にとって条件は良いですし、人間にとっても馬にとっても有馬記念は夢の舞台ですから、勝ちに行くつもりでレースに臨みます」