【有馬記念】ルルーシュ「ヒケは取らないと思っています」

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19日、日曜中山10レース・有馬記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、アルゼンチン共和国杯1着のルルーシュ(牡4、美浦・藤沢和厩舎)は、横山典弘騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F69.8-55.0-41.9-13.1をマークした。

藤沢和雄調教師のコメント
「夏に北海道で競馬を使ったあとに、ひと息入れてオールカマーを使いましたが、少し余裕があったこともあって、本来の走りが出来ませんでした。前走は良い内容でしたね。中間は十二分に調教を積んできたので、今日は調整程度の内容でした。馬は元気が良いですし、良い状態です。スタートが上手なので中山は向くと思っていましたが、オールカマーでは流れが向かず、結果を出せませんでした。今回は相手が強くなるのでペースも流れるでしょうし、この馬に合う流れになると思います。1年以上の長期休養をしていましたが、順調に使いながら良くなってきました。今回はG1なので、これまでと同じようにはいかないと思いますが、来年もありますし、ここでどこまで走れるのか楽しみにしています」

横山典弘騎手のコメント
「前走で目一杯の競馬をしたので、トモの状態がどうなるかと思っていましたが、その後も調子が良いですし、今までのなかで一番といえる状態で臨めると思います。今日の追い切りも速い時計ではありませんでしたが、順調にきています。以前から良いものを持っていると思っていましたし、順調に使えればオープン馬になれると思っていました。ようやく本来の力を発揮出来るようになってきた感じです。競馬がしやすい馬なので、中山の2500という条件も心配していません。これまでと戦ってきたメンバーが違うので、そこはどんなものかとは思いますけど、ヒケは取らないと思っています。いつも通り、馬のリズムを崩さないように乗るだけです」