【有馬記念】ダークシャドウ「中山でも大丈夫」

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20日、日曜中山10レース・有馬記念(G1)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、ジャパンカップ4着のダークシャドウ(牡5、美浦・堀厩舎)は、ムーア騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、4F51.8-37.5-12.8をマークした。

【堀宣行調教師のコメント】
「前走は、距離がもつのかという点が一番大きな問題でしたが、流れのなかで早めに動いても十分に脚を使っていましたし、距離がもつことが分かって収穫は大きかったです。去年までは馬体維持が難しかったことと、脚元が固まっていなかったので休み休みでしたが、この秋は輸送も含めて馬体減りが少ないですし、脚元もしっかりしてきてきちんと調教も出来ています。秋3戦目でも調子落ちはありません。
前2走は馬体を絞りたかったので、強い調教を当該週にやりたいということで水曜日に追い切りをしましたが、今回は先週の時点で馬は出来ているので、木曜追いにしました。昨日までで良い状態を確認できていますし、今日も良い状態でした。
以前は馬体と脚元にくわえて右トモの状態に配慮しながら調整をしていたので、レースも直線の長いコースを選んでいましたが、坂路にも入れられるようになりましたし、だいぶ気にせず調整できるようになりました。福永騎手がしっかり競馬を教えてくれてきたおかげで、札幌記念でも上手くコースに対応していたので、中山でも大丈夫だと思っています」

【ムーア騎手のコメント】
「前走もよく走っていますし、その後も順調で体調は万全だと聞いています。今日の追い切りは反応を確かめる程度でしたが、その点に関しては満足です。古馬ですし、中山コースもこなせると思います。跨って能力の高さは分かりますし、良い馬なので有馬記念で良い走りを見せたいですね。日本のなかで一番大きなレースということは以前から知っていましたし、楽しみです」