【有馬記念】テン乗り三浦騎手「考えていた競馬ができた」

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M.デムーロ騎手の右尿管結石で急遽、三浦皇成騎手にバトンを託されたエイシンフラッシュ。テン乗りを感じさせることなく折り合うと、1枠2番の好枠を利して、終始、最内でジックリを脚を温存。
満を持して、直線でスパートをかけると、一旦は押し切らんばかりの脚色。最後は勝ち馬らに外から交わされたが、見せ場タップリの内容をみせた。

「予想通りのペースで、考えていた競馬ができました。一瞬、先頭に立ったときは『やった!』と思いましたが……。最後に他と脚色が一緒になったのは、通ってきた馬場のラインの差だと思います。乗りやすい馬だし、状態も良かったです」(三浦騎手)

今年は3月のドバイ遠征にはじまり、G1シリーズを転戦。天皇賞(秋)では、2年半振りのG1制覇を達成するなど、大舞台を駆け抜けたアイアンホース。今後、ひと息入れられる予定。