【有馬記念】10番人気2着オーシャンブルー「心の強い馬」

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前走の金鯱賞で重賞を初めて制したばかり、G1初出走となったオーシャンブルーは、道中、内目の中団を追走。4角も馬群の後方を通過したが、そこから前が開くと持ち前のキレを発揮。一気に先頭集団をとらえると、先に抜け出したエイシンフラッシュを交わし、大金星が目前に迫ったが最後はゴールドシップに屈した。

「今日は馬にとってパーフェクトのレースが出来ました。体は小さいですけど心の強い馬です。アクションも素晴らしいです。前が開いた時に手応えが良かったので勝てると思いましたが、勝ち馬は強かったですね」と、ルメール騎手。

管理する池江泰寿調教師も「エイシンフラッシュを捕まえた時は、『やった!』と思ったのですが、ゴールドシップはさすがですね。オーシャンブルーも力をつけている段階ですし、きょうもステイゴールド産駒がワンツーだったように、来年はうちの馬がG1をとれるよう、頑張っていきたいです」と、敗れはしたものの、愛馬の健闘に納得の表情を浮かべた。