ルーラーシップが引退 種牡馬入りへ

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先日の有馬記念で3着だったルーラーシップ(牡5、栗東・角居厩舎)は、関係者の協議の結果、現役を引退することが、サンデーサラブレッドクラブのHPで発表された。
母がエアグルーヴという優秀な牝系の出身で、サンデーサイレンス系の牝馬とも交配出来る血統からも、種牡馬としての評価が高く、今後は社台スタリオンステーションで種牡馬入りすることとなっている。

同馬は母がエアグルーヴ、祖母がダイナカール、姉にアドマイヤグルーヴがいる血統で、4歳の日経新春杯で重賞初制覇。G1の舞台ではワンパンチを欠くレースが続いていたが、今年春のクイーンエリザベス2世CでG1初制覇。この秋は出遅れ癖も響き、天皇賞、ジャパンカップ、有馬記念と3着続きで、国内タイトルには手が届かなかった。
馬主はサンデーレーシング、生産者は安平のノーザンファーム。馬名の意味由来は「支配者の位、統治者の支配権」。

ルーラーシップ
(牡5、栗東・角居厩舎)
父:キングカメハメハ
母:エアグルーヴ
母父:トニービン
通算成績:20戦8勝
重賞勝利:
12年クイーンエリザベスC(G1)
12年アメリカジョッキーC(G2)
11年金鯱賞(G2)
11年日経新春杯(G2)
10年鳴尾記念(G3)