【兵庫ゴールドT】ティアップワイルドが重賞初制覇!

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2012年12月26日(水)、園田競馬場で行われた交流重賞・第12回 兵庫ゴールドトロフィー(Jpn3)(3歳上、ハンデ、1着賞金:2100万円、ダート1400m)は、石橋脩騎手騎乗の3番人気・ティアップワイルド(牡6、栗東・西浦厩舎)が逃げ切り勝ち。勝ちタイムは1:26:4(稍重)。

2着には3.1/2馬身差で4番人気・ダイショウジェット(牡9、栗東・大根田厩舎)、3着には5番人気・オオエライジン(牡4、兵庫・橋本忠厩舎)。1番人気に推されたセイクリムズン(牡6、栗東・服部厩舎)は勝負処で伸びがなく5着、スーニ(牡6、栗東・吉田厩舎)は7着に沈んでいる。

勝ったティアップワイルドはこれまでにカペラSで2年連続2着になるなど、オープンでの実績もあったが、現級での実績はほとんどが1200m戦でのもの。初の園田、分の悪い1400m戦で、重賞初勝利となった。馬主は田中昇氏、生産者は浦河の小林仁氏。馬名の意味由来は「冠名(馬主名より)+父名の一部」。

【西浦勝一調教師のコメント】
「初めてタイトルをとれたのでよかったです。これで地方の重賞もどんどん使えると思うので、これからもっと活躍してくれのではないかと思います。
これまで賞金も足りなくて、出たくても出られなかったので、この勝利は大きですね。状態も良かったですし、自信を持って送りだしました。小回りの1400Mに対応できたのも収穫ですね。次走は高知の黒船賞を予定しています」

【石橋脩騎手のコメント】
「競馬場に来てから、レースを見て、園田のコースがどんな特徴があるのか把握してからレースに臨みました。逃げることも戦法の一つに入れていましたし、思い切って行きました。58.5キロは全然気になりませんでした。
1400mの小回りといっても、3コーナー手前で息もいれられたし、自分のペースで行けたし、3,4コーナーの感じがすごく手ごたえがありました。ただ、最後まで必死でしたけどね。今年はこの馬でなんとか重賞を勝ちたいと思っていたので、最後にタイトルを獲ることができて本当にうれしいです」

ティアップワイルド
(牡6、栗東・西浦厩舎)
父:ワイルドラッシュ
母:フォーティエース
母父:フォーティナイナー
通算成績:31戦10勝




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