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【皐月賞】福永騎手「エピファネイアは絶対能力の高い馬」
2013/4/10(水)
14日(日)に行われる皐月賞(G1)に出走予定のエピファネイア(牡3、栗東・角居厩舎)に騎乗する福永祐一騎手の共同会見(10日)は以下の通り。
-:まずは今朝の追い切りの感触から伺いたいのですが、どのような指示があって、そしてどのような感触を得られたのか教えて下さい。
福:3頭併せの一番後ろから行きまして、直線で2頭の間を割るようにして伸ばして欲しい、という指示だったので。負荷はある程度かけておいて欲しいという指示でした。
-:手応えとしてはどうですか?ここ2週、ずっと乗られていますが。
福:ラジオNIKKEIの後、休養を挟みまして、それからはなるべく乗せてもらうようにしていました。折り合い面はずっとスムーズで、弥生賞の後も調教に関しては自在に行けるレベルまで来てましたしね。そこから今週の追い切りまで順調に来れましたし、追い切りをやって行く度に調子を上げていくタイプの馬なので。先週の追い切りでは折り合いが付き過ぎて物足りないぐらいの感じだったのですが、日曜日にやって今日ということなので、馬が戦闘モードに入ってましたし、ハミに対する乗り方っていうのは良かったですね。
-:3戦手綱を取られてますが、その中でも一番良い状態で臨めそうですか?
福:う~ん、そうですね、状態に関しては良い状態で臨めると思います。休み明けよりも良いのは間違いないでしょうし、そうですね……、いつが一番良かったんですかねえ……。まあ、返し馬に行ってみないと単純な比較はし辛いですけれど。ラジオNIKKEIの時よりは遥かに良いと思いますし、良い状態で臨めると思います。
-:一番の焦点になる折り合いという面での成長が伺えるとなると、ファンとしては安心するような気持ちがあります。
福:いやあ、まだ分からないです。競馬に行ってみて、テンション変わる馬ですし。ただ調教で出来ないことはレースに行っても出来ないでしょうから。弥生賞後に、折り合い重視の調教をずっとしていて、そこから馬を追い込んでいくことによって、グッとハミに乗ってくるように持って行こうというイメージで、角居先生はじめとするスタッフと相談しながらね、そういう方向でやってきたんですけれど。本当に今日の追い切りなんかは馬の後ろに入れてても前の馬に乗りかかっていくぐらいな勢いがありましたし。でも、そういう状況になってもコントロールできるようにしていくために、最初は折り合い重視の調教をしていたのでね。イメージどおりに来られているんじゃないかなと思います。
-:前走について、初めてエピファネイアを外から見る形になりましたが、どのようにご覧になっていましたか?
福:枠が大外で厳しい枠が当たってましたし、スローペースで前に壁が置けない状況の競馬だったのでね。休み明けということもあって、若干、馬も気負っていたでしょうし。最後は伸び切れなかったですけれど。それでも着差はホントに僅かでしたし、そう悲観する内容では無かったと思います。馬自身はパドックや返し馬で落ち着いて走っていましたから。初めての競馬場でもそういうふうに対応してくれてるのを見てね、本番のイメージっていうのは、あのレースでだいぶ描けましたけどね。同じ舞台ですし。
-:外から見て収穫もあったと?
福:収穫というか、自分の不注意で迷惑をかけてしまったのでね。ただ、自分では乗っていたかったですけれどね。返し馬の感触なんかも感じていたかったですし。まあ、ああなってしまった以上ね、次に生かせるようにしなきゃいけなかったんで。
-:久々に戻って、これからファンも楽しみにしているのですが、改めてエピファネイアの良いところ、お母さんのシーザリオと似ているところですね、そういったところも教えて下さい。
福:絶対能力の高い馬ですし、能力を出し切れればね、トップクラスの力を持ってる馬だと思います。ちょっと操作性が難しいところがあって、まだまだ課題はある馬ですけど、そこをクリアできるように、一緒にコミュニケーションを取ってきましたから。なんとかレースで良い結果を出せるように、一緒に頑張って行きたいを思います。
-:思い入れの強さも大きいのではないかと思います。
福:そうですね、お母さんも乗せてもらってましたし、当然、強い思いがあります。
-:枠順はやはり気にされるところなのかな、というところもあるのですが、そのあたりはいかがですか?
福:いやあ、希望を出しても変わらないんでね。当たったところで頑張ります。
-:エピファネイア、シーザリオともに親子でのG1制覇もかかっていますが、牡馬クラシック制覇という福永騎手にとっても大きなタイトルが見えていますが、そのあたりはいかがでしょう?
福:今まで結果を出せていなかったんですけれど、今年もチャンスのある馬の騎乗依頼を頂いていますので、ちゃんと結果を出せるようにしなければいけないと思っています。
-:特に皐月賞は過去の経歴からも手の届きそうなところに来てらっしゃるんじゃないかなと思うのですが。
福:う~ん、まあ、人が走っている競技じゃないので(笑)。3、2、1って来るわけでもないですし。毎年毎年、乗っている馬も違いますから。それは関係ないと思いますけれど、順番待ちっていうものでもないですから。自分のことは全然気にして無いですね。馬には関係ない話なので。あくまでもエピファネイアが1走、1走キッチリね、いいパフォーマンスをしていい結果が出せるように導いていくという仕事ですから。自分の記録とか、そういうものは後から付いてくるものだと思いますし、あくまでも彼の力を100%発揮出来るように導いていきたいなと。それしか考えてないです。
-:非常にロマンたっぷりの馬だと思うのですが、ファンの方にメッセージをお願いします。
福:血統的にも縁のある馬で、そういう馬で牡馬クラシックに臨めるっていうのは騎手冥利に尽きることだと思っています。すごく能力の高い馬ですから、前走は負けてしまいましたが、今回は良い結果、1着でゴールできるように一緒に頑張っていきたいと思いますので、皆さん応援して下さい。
-:まずは今朝の追い切りの感触から伺いたいのですが、どのような指示があって、そしてどのような感触を得られたのか教えて下さい。
福:3頭併せの一番後ろから行きまして、直線で2頭の間を割るようにして伸ばして欲しい、という指示だったので。負荷はある程度かけておいて欲しいという指示でした。
-:手応えとしてはどうですか?ここ2週、ずっと乗られていますが。
福:ラジオNIKKEIの後、休養を挟みまして、それからはなるべく乗せてもらうようにしていました。折り合い面はずっとスムーズで、弥生賞の後も調教に関しては自在に行けるレベルまで来てましたしね。そこから今週の追い切りまで順調に来れましたし、追い切りをやって行く度に調子を上げていくタイプの馬なので。先週の追い切りでは折り合いが付き過ぎて物足りないぐらいの感じだったのですが、日曜日にやって今日ということなので、馬が戦闘モードに入ってましたし、ハミに対する乗り方っていうのは良かったですね。
-:3戦手綱を取られてますが、その中でも一番良い状態で臨めそうですか?
福:う~ん、そうですね、状態に関しては良い状態で臨めると思います。休み明けよりも良いのは間違いないでしょうし、そうですね……、いつが一番良かったんですかねえ……。まあ、返し馬に行ってみないと単純な比較はし辛いですけれど。ラジオNIKKEIの時よりは遥かに良いと思いますし、良い状態で臨めると思います。
-:一番の焦点になる折り合いという面での成長が伺えるとなると、ファンとしては安心するような気持ちがあります。
福:いやあ、まだ分からないです。競馬に行ってみて、テンション変わる馬ですし。ただ調教で出来ないことはレースに行っても出来ないでしょうから。弥生賞後に、折り合い重視の調教をずっとしていて、そこから馬を追い込んでいくことによって、グッとハミに乗ってくるように持って行こうというイメージで、角居先生はじめとするスタッフと相談しながらね、そういう方向でやってきたんですけれど。本当に今日の追い切りなんかは馬の後ろに入れてても前の馬に乗りかかっていくぐらいな勢いがありましたし。でも、そういう状況になってもコントロールできるようにしていくために、最初は折り合い重視の調教をしていたのでね。イメージどおりに来られているんじゃないかなと思います。
-:前走について、初めてエピファネイアを外から見る形になりましたが、どのようにご覧になっていましたか?
福:枠が大外で厳しい枠が当たってましたし、スローペースで前に壁が置けない状況の競馬だったのでね。休み明けということもあって、若干、馬も気負っていたでしょうし。最後は伸び切れなかったですけれど。それでも着差はホントに僅かでしたし、そう悲観する内容では無かったと思います。馬自身はパドックや返し馬で落ち着いて走っていましたから。初めての競馬場でもそういうふうに対応してくれてるのを見てね、本番のイメージっていうのは、あのレースでだいぶ描けましたけどね。同じ舞台ですし。
-:外から見て収穫もあったと?
福:収穫というか、自分の不注意で迷惑をかけてしまったのでね。ただ、自分では乗っていたかったですけれどね。返し馬の感触なんかも感じていたかったですし。まあ、ああなってしまった以上ね、次に生かせるようにしなきゃいけなかったんで。
-:久々に戻って、これからファンも楽しみにしているのですが、改めてエピファネイアの良いところ、お母さんのシーザリオと似ているところですね、そういったところも教えて下さい。
福:絶対能力の高い馬ですし、能力を出し切れればね、トップクラスの力を持ってる馬だと思います。ちょっと操作性が難しいところがあって、まだまだ課題はある馬ですけど、そこをクリアできるように、一緒にコミュニケーションを取ってきましたから。なんとかレースで良い結果を出せるように、一緒に頑張って行きたいを思います。
-:思い入れの強さも大きいのではないかと思います。
福:そうですね、お母さんも乗せてもらってましたし、当然、強い思いがあります。
-:枠順はやはり気にされるところなのかな、というところもあるのですが、そのあたりはいかがですか?
福:いやあ、希望を出しても変わらないんでね。当たったところで頑張ります。
-:エピファネイア、シーザリオともに親子でのG1制覇もかかっていますが、牡馬クラシック制覇という福永騎手にとっても大きなタイトルが見えていますが、そのあたりはいかがでしょう?
福:今まで結果を出せていなかったんですけれど、今年もチャンスのある馬の騎乗依頼を頂いていますので、ちゃんと結果を出せるようにしなければいけないと思っています。
-:特に皐月賞は過去の経歴からも手の届きそうなところに来てらっしゃるんじゃないかなと思うのですが。
福:う~ん、まあ、人が走っている競技じゃないので(笑)。3、2、1って来るわけでもないですし。毎年毎年、乗っている馬も違いますから。それは関係ないと思いますけれど、順番待ちっていうものでもないですから。自分のことは全然気にして無いですね。馬には関係ない話なので。あくまでもエピファネイアが1走、1走キッチリね、いいパフォーマンスをしていい結果が出せるように導いていくという仕事ですから。自分の記録とか、そういうものは後から付いてくるものだと思いますし、あくまでも彼の力を100%発揮出来るように導いていきたいなと。それしか考えてないです。
-:非常にロマンたっぷりの馬だと思うのですが、ファンの方にメッセージをお願いします。
福:血統的にも縁のある馬で、そういう馬で牡馬クラシックに臨めるっていうのは騎手冥利に尽きることだと思っています。すごく能力の高い馬ですから、前走は負けてしまいましたが、今回は良い結果、1着でゴールできるように一緒に頑張っていきたいと思いますので、皆さん応援して下さい。
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