大マクリで制したフローラSが評価され、1番人気に支持されたデニムアンドルビー。この日はスタートでダッシュがつかず、序盤は最後方から進める形。徐々にポジションを押し上げて、直線でもスパートを掛けたが、前回、降したエバーブロッサムらもとらえきれず、アユサンを交わすのが精一杯。3着にとどまった。

「ゲートを出ていかなかった。無理に押してリズムを崩すわけにいかないし、前半はじっと我慢。早めに動いたのも、距離を考えれば仕方がない。直線でいったん手応えが鈍くなりながら、懸命に伸びてくれた。

前回はもっと楽に先団にとりついていったからね。それに直線での脚も、もっと良かった。まだまだ奥があるし、これから秋以降も頑張ってほしい」と内田騎手。3着に敗れたとはいえ、今回は今年5戦目。英気を養って、秋にはリフレッシュした姿をみせてくれることだろう。