【4回阪神】ガルデルスリール…小平奈由木の注目新馬レポート

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注目の新馬【4回阪神】ガルデルスリール

ガルデルスリール
(牝2、栗東・梅田厩舎)
父:ダイワメジャー
母:バシマー
母父:Grand Lodge

ファーストクロップよりG1ウイナーのカレンブラックヒル(NHKマイルC)を送り出したダイワメジャーが父。3歳にもコパノリチャード(アーリントンC)らがいて、続々と勝ち星を積み重ねている。サンデーサイレンスの後継ながら、2年連続してJRA賞・最優秀短距離馬に選出されたスピード色が強い遺伝子。しかも、豊富な成長力も見込める。この世代からも大物が登場するに違いない。

母はアイルランド生まれのバシマー(その父グランドロッジ、地方1勝)。祖母ベラヴィテッサの半姉がウインドインハーヘア(G1・アラルポカルなど英独3勝、ディープインパクトやブラックタイドの母)という魅力の血脈だ。同馬の兄姉にダノンフェニックス(現1勝)、ウインミーティア(現3勝)がいる。馬主を対象とした社台グループオーナーズにラインナップ。総額1800万円で募集された。

ノーザンファーム空港で順調に基礎固めされ、5月16日には栗東へ。30日のゲート試験をパスすると、NFしがらきに移り、あせらずに体力強化が図られた。8月2日の帰厩後は、早速、きびきびした動きを披露する。左前を軽く捻挫し、予定より出走が延びたものの、先週の坂路では楽な手応えで52秒8(ラスト12秒8)をマーク。中身はしっかりできている。

9月29日(日)、阪神の芝1400mで初戦突破を狙う。藤岡康太騎手が騎乗する。


小平 奈由木(こだいら なゆき)

早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。

月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。