【4回京都】サウンズオブアース…小平奈由木の注目新馬レポート

この記事をシェアする

トピックス

注目の新馬【4回京都】サウンズオブアース

サウンズオブアース
(牡2、栗東・藤岡厩舎)
父:ネオユニヴァース
母:ファーストバイオリン
母父:Dixieland Band

一発長打が魅力のネオユニヴァースが父。ヴィクトワールピサ(ドバイワールドC、有馬記念、皐月賞)を筆頭に、スーパーホースを送り出している。世界の頂点を極めた実績が評価され、この世代も優秀な繁殖が集った。クラシック級の大物が登場して不思議はない。

母ファーストバイオリン(その父ディキシーランドバンド)はアメリカで2勝。同馬の半兄に重賞戦線で堅実な成績を収め、米G1・ブルーグラスSを制したドミニカンがいる。馬主を対象とした社台グループオーナーズにラインナップ。募集総額は4000万円だった。

社台ファームの直線ダートコースでハロン15秒程度のスピードメニューを消化したうえ、6月12日、栗東へ。27日のゲート試験に合格した。いったん山元トレセンに移って乗り込みを重ねる。充実した態勢が整い、8月28日の帰厩後はスムーズに時計をマークした。馬なり中心でも前向きな性格。反応の良さが目立つ。先週は力がいる状況のウッドコースで5ハロンから追われ、ラストは12秒台のすばらしい伸び。非凡な性能は疑いようがない。

10月13日(日)、京都の芝2000mに向かう。鞍上は福永祐一騎手


小平 奈由木(こだいら なゆき)

早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。

月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。