【4回京都】ガーリッシュハート…小平奈由木の注目新馬レポート

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注目の新馬【4回京都】ガーリッシュハート

ガーリッシュハート
(牝2、栗東・野中厩舎)
父:ハーツクライ
母:ルヴァーガール
母父:Alzao

有馬記念やドバイシーマクラシックを制したハーツクライが父。初年度産駒からギュスターヴクライ(阪神大賞典)など、5頭のタイトルホルダーが登場したのに続き、現3、4歳でもそれぞれ2頭が重賞を制している。クラシックディスタンス向きの本格派であり、成長力にも富む。そろそろG1ホースが誕生しそうな予感がする。

母はイギリス産のルヴァーガール(その父アルザオ)。G2のロックフェルSに優勝し、G3・プリンセスマーガレットSでも2着した一流馬である。同馬の姉兄にはエバーシャイニング(2勝)、サンライズマヌー(2勝)らがいる。社台サラブレッドクラブの所属。募集総額は2000万円だった。

社台ファームで丁寧に体力強化が図られた。5月からはコンスタントに15-15を消化するなど、順調な進歩を示す。6月21日に栗東へ。2度目のチャレンジで7月19日のゲート試験にパスしたが、いったん放牧を挟んで心身の成長を促した。山元トレセン、グリーンウッド・トレーニングと移動してしっかり乗り込まれ、9月10日に帰厩。ぐっと落ち着きを増し、飼い食いの細さも気にならなくなった。無理なくタイムをマークし、反応も上々である。しなやかで上品な雰囲気。長めの距離で切れ味を発揮しそうな予感がする。

10月13日(日)、京都の芝2000mにスタンバイ。浜中俊騎手が手綱を取る。


小平 奈由木(こだいら なゆき)

早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。

月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。