東京競馬場で「新旧エース」対決

トピックス

10月25日、日曜東京競馬に、現在、地方年間300勝を上回る勢いで勝ち星を量産、全国リーディングでもダントツのトップに輝く、戸崎圭太騎手が騎乗する(9R、神奈川新聞杯に大井・栗田裕厩舎のエイブルインレースで騎乗のため)。
昨年、内田博幸騎手が中央移籍したばかりの南関東競馬で、史上最年少で地方全国リーディングを獲得した戸崎騎手は今年、頻繁に中央に参戦。
既に中央だけでも20勝をマーク。その実績からも、徐々に中央でもその名はしれわたってきたが、日曜日はなんと障害レースを除く、11鞍に騎乗予定。
さらに、菊花賞の裏開催ということもあり、騎乗馬も(過去に当人が「オリジナルインタビュー」で評価をしていた)11R・テレビ静岡賞のケイアイドウソジン、10R・デイトユアドリームを始め有力馬がズラリ。

しかし、そこで黙ってはいないのが、過去に戸崎騎手と同じく大井競馬に所属。年間524勝の日本記録をマークした(中央移籍・地方含む)、元祖、地方競馬のエース、内田博幸騎手だ。
現在、あの武豊騎手を上回る勢いで勝ち星を量産、中央競馬移籍、僅か2年目でリーディングトップに位置している内田騎手が、菊花賞当日に裏開催の東京で騎乗していることに疑問を感じた方もいるのではないか?
というのも、今年の青葉賞勝ち馬・アプレザンレーヴで菊花賞に挑む予定だったが、同馬が屈腱炎で引退のアクシデント。そこで、この日は東京で騎乗することになったというわけだ。さすがはリーディングジョッキーということもあり、乗鞍もしっかり集め、こちらも障害レース以外の11鞍に騎乗。つまりは、全レースで「内田博幸 VS 戸崎圭太の新旧地方競馬のエース」の対決となるわけだ。もちろん、騎乗馬のラインナップも、さきの戸崎騎手にヒケをとらないほどのもの。
内田博幸が意地をみせるか、戸崎圭太が先輩をあおるか、菊花賞の裏開催とはいえ、見逃せない1日となるだろう。

なお、競馬ラボでは、戸崎圭太騎手へのインタビューを近日公開予定!
この日の結果、来週の天皇賞、さらには、11月3日に迫った、フリオーソ、フジノウェーブで挑む交流G1・JBCについてもお話をうかがう予定です!

●10月25日(日) 4回東京6日、両騎手の騎乗馬一覧
■戸崎圭太騎手
1R マキシマムリミット
2R パンテール
3R ユメノキズナ
5R トロイオンス
6R トゥルーボーン
7R ビルトミーアップ
8R ヴィーヴァミラコロ
9R エイブルインレース
10R デイトユアドリーム
11R ケイアイドウソジン
12R パワーストラグル

■内田博幸騎手
1R モンテフジサン
2R ナイスオペラ
3R シャラントレディ
5R ローブドヴルール
6R ザドライブ
7R メイウインド
8R ベイビーローズ
9R ブリッツェン
10R シルクビッグタイム
11R ゴールデンダリア
12R リフレックス