【関屋記念】ブレイズアトレイル 状態キープも「良馬場で」

13日、関屋記念(G3)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。ブレイズアトレイル(牡5、栗東・藤岡健厩舎)は助手を背にPコースでの最終調整で、5F62.6-49.0-36.2-11.8秒を記録。単走ながら、終いは一杯に追われる意欲的な攻め内容で軽快な動きを披露。全5勝中、4勝を7~9月にマークしている夏男が調子を上げてきている。

「先週は坂路でやってあるんで、今週はポリトラックで上がりをしっかりと伸ばしました。いい状態をキープしていますね」と仲田調教助手も納得の表情を浮かべる。

京都金杯(4着)から始動した今年は、続く小倉大賞典で3着と好走。前走の中京記念は荒れた馬場に苦しみながらも4着と健闘するなど、待望の重賞制覇に向けて徐々に進化を遂げている。昨夏は新潟マイルで勝ち星を挙げており、コース替わりもプラスに働きそうだ。

しかし、先週に引き続き今週末も新潟は雨予報。「あとは良馬場で走らせたいね」と陣営はコメントを締めくくったが、果たしてその願いは届くか。