ダノングラシアス 単勝1倍台の支持に応えて押し切る…新潟新馬

8月23日(土)、2回新潟7日目6Rでサラ2歳新馬(芝1400m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の1番人気・ダノングラシアス(牝2、栗東・矢作厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:24.4(良)。

2着には半馬身差で6番人気・スマイルミーティア(牝2、美浦・池上厩舎)、3着にはクビ差で5番人気・タガノエスプレッソ(牡2、栗東・五十嵐厩舎)が続いて入線した。

好スタートを切ったダノングラシアスは、内のセイウンオセアンにハナを譲り2番手を追走。以下、メイショウミソラ、スマイルミーティアらが続いた。
抜群の手応えで4コーナーを回ったダノングラシアスは直線半ばで先頭へ。そこから満を持して追い出されると、後続の追撃を退けて押し切り勝ち。内外離れた2着争いはスマイルミーティアに軍配。中団から大外を回って追い込んだタガノエスプレッソが3着に入った。

勝ったダノングラシアスは昨年のセレクトセール1歳部門で1890万円で取引されていた。母サーキットレディはアメリカ生まれで、現役時は中央で3勝を挙げている。

馬主は株式会社 ダノックス、生産者は新ひだかの千代田牧場。馬名の意味由来は「冠名+有難う(西)」。

1着 ダノングラシアス(内田博騎手)
「気合いが入っていて、楽な競馬ができた。行きすぎたくらいだったが、力の違いで凌げたよ」

3着 タガノエスプレッソ(石橋脩騎手)
「能力が高い馬です。課題はオン・オフがはっきりしている点。ゲートを出て気が入っていなかったので出していったら、行きたがりました。気持ちのコントロールが付けば、もっといい走りができますよ」

4着 メイショウミソラ(戸崎騎手)
「クセもなく、上手に走っていました。力が付いたら、追ってからの反応が変わってくるでしょう」

5着 マイネルカルド(柴田大騎手)
「もう一列前で競馬をしたかったのですが、直線はしっかり伸びています。素直ですし、気持ちが前向き。競馬を覚えてくれば」

10着 アウリン(宮崎騎手)
「速い流れに対応できなかったですね。使いつつ良くなるはずです」

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ダノングラシアス
(牝2、栗東・矢作厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:サーキットレディ
母父:Grand Slam

ダノングラシアス

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