【キーンランドC】フクノドリーム 父の騎乗をヒントに勝利へ!

28日、キーンランドC(G3)の追い切りが札幌競馬場にて行われた。フクノドリーム(牝3、美浦・杉浦厩舎)は横山和生騎手が騎乗し芝コースへ。単走で5F69.2-52.4-37.4-12.5秒を計時。終始馬なりながら掛かる面を見せず、人馬の呼吸はピタリと一致。

1週前追い切りを美浦で消化し、長距離輸送を経ての最終調整となったが、「追い切りから上がってきて、すぐに息が入りましたよ」と語る横山和騎手のトーンは高い。

デビューから主戦を務め、昨年秋には交流重賞を制したコンビ。「今日は落ち着いている方だと思いますよ。短いところを使っている馬ですし、2歳の頃は何をするか分からないような精神状態でしたからね。最近は競馬に行っても、落ち着きすぎていると感じるくらいなんです」と気性面での成長を口にした。

前走のアイビスサマーダッシュは自身の海外遠征と重なったため、父親である横山典弘騎手が手綱を執り2着と好走。もちろん、そのレース映像はチェック済みだ。「作戦はこれから先生と話し合いますが、前走の内容を見たら、差す競馬もできるのかなと。見どころのあるレースでしたね。洋芝はこなしてくれると思うので、後は良馬場でやれれば」と本番に向けて期待を膨らませていた。

フクノドリーム

フクノドリーム

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