伏兵サクラアドニスが接戦を制す…朱鷺S

8月31日(日)、2回新潟10日目10Rで朱鷺ステークス(芝1400m)が行なわれ、和田竜二騎手騎乗の9番人気・サクラアドニス(牡6、栗東・村山厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:20.8(良)。

2着にはハナ差で4番人気・コウヨウアレス(牡5、美浦・古賀慎厩舎)、3着にはハナ差で3番人気・オリービン(牡5、栗東・橋口厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたプリムラブルガリス(牡4、栗東・庄野厩舎)は4着に敗れた。

ブラボースキーが好ダッシュからハナに立ち、コウヨウアレス、テイエムオオタカ、サクラアドニスなどが追走。ペースが緩まないまま、馬群が横に広がって直線を向くと、コウヨウアレスが抜け出し、押し切りを図る。しかし、すぐ後ろからサクラアドニスが脚を伸ばし、ゴール直線にハナ差で差し切り優勝。

勝ったサクラアドニスは近親に京成杯などを制したサクラスピードオーがいる血統。昨年の5月の勝利以来、2桁着順のレースが続いていたが、今回は積極的な競馬が功を奏してオープン戦2勝目となった。
馬主は株式会社さくらコマース、生産者は新ひだかの谷岡牧場。馬名の意味由来は「冠名+ギリシャ神話の美青年」。

1着 サクラアドニス(和田竜騎手)
「ゲートを上手く出れたことが一番ですね。良い位置につけられましたし、上手く脚を溜められた分最後も頑張ってくれました」

2着 コウヨウアレス(北村宏騎手)
「スタートを出て自分のリズムで運べましたが、抜け出してから頭を上げて反抗するような格好をしていました。結果論になりますが、もう少し追い出しを遅らせても良かったかもしれません」

3着 オリービン(石橋脩騎手)
「最後は差したと思いましたが…。前の位置にはこだわらず、リズムに乗せて終いを伸ばせばと思っていました。天気が良くて馬場が硬い分、前も止まりませんでしたね。良い脚を使っていますし、よく頑張っています」

4着 プリムラブルガリス(庄野調教師)
「良い脚を使っていますが、前残りの展開になりましたからね。そのなかで、よく頑張っていると思います」

5着 アミカブルナンバー(戸崎圭騎手)
「センスの良さそうな馬ですね。もう少し内の枠だったら違ったと思います」

朱鷺ステークスの結果・払戻金はコチラ⇒

サクラアドニス
(牡6、栗東・村山厩舎)
父:サクラプレジデント
母:サクラウォーニング
母父:ウォーニング
通算成績:27戦6勝

サクラアドニス

サクラアドニス

サクラアドニス


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