【阪急杯】先入観にとらわれるな!?イメージとは真逆の「相性バツグンローテ」で挑むとっておきの穴馬

距離短縮で前進を狙うミッキーブリランテ

距離短縮で前進を狙うミッキーブリランテ


今週行われる阪急杯(G3、阪神芝1400m)G1・高松宮記念の前哨戦として位置づけられているレースです。

高松宮記念で「前走・阪急杯組」は過去10年で3勝。まずまずの成績を残しているだけに、阪急杯でも1200m適性・スプリント能力が問われる…と思っていませんか?

近年の傾向をチェックすると、実は真逆であることが分かりました!コチラをご覧ください。

▼前走距離別成績(過去5年)
距離延長[1-1-1-31] 勝率 2.9% 連対率 5.9% 複勝率 8.8%
同距離 [1-3-1-21] 勝率 3.8% 連対率15.4% 複勝率19.2%
距離短縮[3-1-3-18] 勝率12.0% 連対率16.0% 複勝率28.0%

過去5年で「1600m戦」からの距離短縮馬が3勝。複勝率ベースで見ても「前走1200m組」の約3倍となる好走率を記録しています!

阪急杯が行われるのは芝1400m。距離は1200mと1600mの中間にあたりますが、直線に高低差2メートルほどの坂が待ち構えていることもあって、かなりタフな競馬になります。よって、1600m戦でも好走できるようなスタミナを秘めたタイプが活躍しているのでしょう。

今年は「1600m戦からの距離短縮」が少なく、ショウナンアレス(前走武庫川S)、ダディーズビビッド(前走睦月S)、ミッキーブリランテ(前走京都金杯)の3頭のみ。

中でも注目は「前走京都金杯」組のミッキーブリランテ

「京都金杯」を使ってきた馬たちはローテーション的にも中6週と調整しやすいこともあって、近5年[2-0-1-2]複勝率60.0%と高い好走率を誇ります。

昨年も京都金杯4着から参戦したダイアトニックが快勝。19年には前走京都金杯10着だったスマートオーディンが11番人気の低評価を覆して勝利しています!

ミッキーブリランテは21年に当レースで2着しているように実績十分。距離短縮の今回は人気薄でも侮れません!