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【京都ジャンプS】オースミムーンが大逃げで重賞V4
2014/11/8(土)
11月8日(土)、5回京都1日目8Rで第16回京都ジャンプS(J・G3)(障3170m)が行なわれ、中村将之騎手騎乗の2番人気・オースミムーン(牡5、栗東・小野幸厩舎)が優勝。勝ちタイムは3:30.7(良)。2着には9馬身差で1番人気・メイショウブシドウ(牡5、栗東・角居厩舎)、3着には4馬身差で6番人気・オベロン(セ4、美浦・高橋祥厩舎)が続いて入線した。
オースミムーンが積極果敢にハナを切り、そのまま徐々にリードを広げていく展開。トウカイルーチェ、ミヤコデラックスが続くも2周目の向こう正面では10馬身以上も後続を離す大逃げ。単勝1.2倍と圧倒的な人気に支持されたメイショウブシドウは5~6番手を追走し、3コーナーから差を詰めにかかるが、逃げるオースミムーンは余力たっぷりで、直線でもそのままリードを保って4つ目の重賞タイトルを手に入れた。
関東馬による3着争いは粘るミヤコデラックスをオベロンが交わしてゴール。なお3番人気のレッドアーヴィングは1周目の水ごう障害で落馬、競走中止となっている。
勝ったオースミムーンは平地で11戦未勝利のあと障害入り。2戦目で初勝利を挙げ、5戦目の小倉サマーJで重賞初制覇。そこから阪神ジャンプS、東京ハイジャンプと重賞を3連勝し一気にジャンプ界のトップホースに上り詰めた。今年は初戦の阪神スプリングJで2着に入り、ここ2走も3着と惜しい競馬を続けながら6戦して未勝利で、ここは1年1カ月ぶりの復活Vとなった。
馬主は株式会社オースミ、生産者は日高町の山際辰夫氏。馬名の意味由来は「冠名+月」。
京都ジャンプSの結果・払戻金はコチラ⇒
オースミムーン
(牡5、栗東・小野幸厩舎)
父:アドマイヤムーン
母:レディクライマー
母父:リアルシヤダイ
通算成績:25戦5勝
重賞勝利:
13年東京ハイジャンプ(G2)
14年京都ジャンプS(G3)
13年阪神ジャンプ(G3)
13年小倉サマーJ(G3)
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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