トピックスTopics
【デイリー杯2歳S】グレイスフルワード牡馬相手でも「楽しみ」
2014/11/13(木)
12日、デイリー杯2歳S(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。グレイスフルワード(牝2、栗東・牧田厩舎)は今週から短期免許で騎乗するM.バルザローナ騎手を背にポリトラックで追われ、鞍上が感触を確かめるように5F72.9-55.5-40.7-11.9秒をマーク。実戦を1度経験したことで、気合乗りもグンと良くなってきた。先週は坂路で牧田和弥調教師が自ら手綱をとり、一杯に追われていることもあって、この最終追い切りは終い重点となったが、その動きは実に軽快。「先週にびっしりと負荷をかけているし、今週はジョッキーを乗せてポリトラックでサッと。『乗りやすい』と言ってくれたし、これで十分でしょう」とその仕上げに抜かりはない。
キャリアは新馬戦のみ。しかし、そのレース内容はスッと好位に取り付いて、終いもビュッと伸びる鮮やかなもの。いきなりの重賞挑戦。さらに牡馬相手という厳しい条件でも期待を抱かせるに十分だ。師も「牡馬相手の重賞になりますが、前走の勝ちっぷりが良かったし、距離を短くしたくないんでね。状態もいいし、ここも楽しみにしています」と一発を匂わせている。
過去10年で新馬戦からこのレースを連勝した馬が3頭。その中には暮れの阪神JFも勝って2歳女王に輝いたレーヴディソールもいる。さらに父は名種牡馬の階段を着実に上がっているハーツクライ。母系にはディープインパクト、ゴルトブリッツ、ウインクリューガーといったG1ホースがいる奥のある血統背景。来年のクラシック戦線を占う上でも注目の2戦目となる。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/7/20(日) 【小倉記念】強い強いぞ4歳世代!夏の小倉で覚醒する「もう1頭の4歳馬」
- 2025/7/19(土) 【小倉記念】馬場バイアス炸裂!競馬の常識を覆す「外枠の追い込み馬」が狙える理由
- 2025/7/18(金) 今年も夏の福島リーディングへ!最終週に臨む【戸崎圭太コラム】
- 2025/7/18(金) 光のような球と突き刺すようなスロー!始球式で炸裂した魔球・まなみボール!【永島まなみ騎手コラム】
- 2025/7/18(金) 【小倉記念】はるばる来たぜ小倉へ!過去データが証明「勝負遠征」で挑む激アツホース
- 2025/7/17(木) 七夕賞を勝つことができました【柴田大知コラム】
- 2025/7/17(木) 【小倉記念】重賞最強データ!重ハンデ上等!!血統が示す小倉適性を実証する馬!
- 2025/7/16(水) 【小倉記念】得意な条件で臨むエピファニーが再びの重賞制覇へ!