福島記念2連覇のダイワファルコンが引退 乗馬に

昨年、一昨年の福島記念を連覇したダイワファルコン(牡7、美浦・上原厩舎)が、11月20日(木)付けで競走馬登録を抹消したことが発表された。

ダイワファルコンは母に桜花賞3着のダイワルージュ、その弟妹にダイワメジャー、ダイワスカーレットがいる良血馬。2009年11月にデビューし、2戦目に初勝利。昇級戦2着のあと、1勝馬の身で挑戦した弥生賞で3着に入り、皐月賞(8着)にも出走した。
本格化したのは4歳秋で、準オープンの韓国馬事会杯、オープンのカシオペアSを連勝。その後、中山金杯、オールカマーで2着に入るなど、徐々に地力を蓄え、1番人気となった福島記念で重賞初制覇。翌年もコースレコードで連覇を果たすなど、重賞戦線で名脇役を務めた。
今年に入ってからは大敗が続き、4戦して七夕賞の9着が最高。3連覇を狙った16日の福島記念でも最下位の16着と敗れていた。今後は茨城県稲敷市のユタカファームにて乗馬となる予定。

馬主は大城敬三氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「冠名+ハヤブサ」。JRA通算獲得賞金は2億8502万円(付加賞含む)。

ダイワファルコン
(牡7、美浦・上原厩舎)
父:ジャングルポケット
母:ダイワルージュ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:38戦8勝
重賞勝利:12~13年福島記念(G3)

ダイワファルコン

2012年の福島記念より


ダイワファルコン

2013年の福島記念より