アンヴァリッドなど≪中山9~10R≫レース後のコメント

1月11日(日)、1回中山4日目9Rで黒竹賞(ダ1800m)が行なわれ、後藤浩輝騎手騎乗の1番人気・アンヴァリッド(牡3、美浦・古賀慎厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:54.9(良)。

2着には半馬身差で2番人気・ホワイトフーガ(牝3、美浦・高木厩舎)、3着には1馬身1/4差で3番人気・スピリッツセカンド(牡3、美浦・根本厩舎)が続いて入線した。

1着 アンヴァリッド(後藤騎手)
「前半から押していかないと応えてくれないタイプ。道中の手応えはひと息だったが、脚はたまっていたね。最後に闘志を燃やし、きっちり交わしてくれた。まだ粗削りだけど、こんなレースで勝てたのは能力の証明。順調に伸びてほしいよ」

(古賀慎明調教師)
「パドックではまったくやる気を見せず、きょうはどうかなと案じていました。調教ではそんなこともなく、雰囲気はいいのですが。前半の行きっぷりも悪く、青ざめましたよ。それでも、結果を出してくれたのが驚きです。次走は様子を見て決めますが、今後に楽しみがふくらみました」

2着 ホワイトフーガ(大野騎手)
「あと一歩でしたね。クラスが上がっても、しっかり走れました。センスのいい馬ですし、一度使われて良化しています」

5着 ノースランドボーイ(勝浦騎手)
「真剣味に欠くのは相変わらずだけど、この馬も伸びている。昇級しても安定して走れるね」

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10Rで初咲賞(芝1800m)が行なわれ、北村宏司騎手騎乗の9番人気・オメガキングティー(牡5、美浦・斎藤誠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:47.9(良)。

2着には1馬身1/4差で5番人気・シュンドルボン(牝4、美浦・矢野厩舎)、3着にはハナ差で6番人気・ラインハーディー(牝4、美浦・水野厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたウインフェニックス(牡4、美浦・奥平雅厩舎)は4着に敗れた。

1着 オメガキングティー(北村宏騎手)
「久しぶりに乗ったが、気配は良かった。スタートを出て、いいポジション。うまく脚をためられたよ。よく伸びてくれた」

2着 シュンドルボン(田辺騎手)
「この馬向きの流れになりました。いい脚を使っているのですが。勝ち馬とは手応えが違いましたね」

3着 ラインハーディー(水野貴広調教師)
「ゴール前で寄られたのが痛かったですよ。きちんと折り合い、しかり脚を使えました。プラス14キロでも状態は良かったとはいえ、次のほうがいいでしょう。もっといい結果を出しいですね」

5着 ダイワアクシス(蛯名騎手)
「前回がスムースなのにひと息だったので、控えてみたんだ。でも、もうひと脚が使えなかったね。崩れずに走れる反面、勝ち切れないじれったさが残るよ」

8着 コスモチョコレイ(柴田大騎手)
「この馬のリズムで走れ、早めに動かしたのですが。切れ味勝負になりました。もう少し上りがかかってほしいですよ」

9着 ヘルデンテノール(吉田豊騎手)
「展開が不向き。もう少し流れてくれれば。他馬も脚がたまっていて、持ち味を生かせなかった」

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