大外一気のキクノストームが差し切りV…大和S

1月17日(土)、1回京都6日目11Rで大和S(ダ1400m)が行なわれ、国分恭介騎手騎乗の9番人気・キクノストーム(牡6、栗東・吉田厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:23.3(重)。

2着にはハナ差で1番人気・ローブデソワ(牝4、栗東・今野厩舎)、3着にはアタマ差で5番人気・エアウルフ(牡8、栗東・角居厩舎)が続いて入線した。

揃ったスタートから内枠の3頭がハナ争い。制したのはキズマで、その後ろに2枠の2頭、ローブデソワ、サウンドガガが追走する。キクノストームは後方外からの競馬。隊列は大きく変わらないまま4コーナーへ。直線に入るとローブデソワがジリジリと伸び、先頭へ。そのまま逃げ切るかに見えたが、外から差し馬が台頭。ゴール板直前で4頭が並ぶかたちになったが、大外から抜群の末脚を見せたキクノストームが最先着。2着のローブデソワはわずかの差で3連勝を逃した。

勝ったキクノストームはこれで6勝目。京都コースでの勝ち鞍はデビュー戦以来となった。昨年から末脚を引き出す競馬に変えたが、ここ数走は結果が出ず。しかし、今回は強烈な末脚を披露し、9ヶ月ぶりの勝利となった。また、国分恭介騎手、吉田直弘調教師にとっても嬉しい今年の初勝利。
馬主は菊池五郎氏、生産者は浦河町の高村牧場。馬名の意味由来は「冠名+嵐」。

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キクノストーム
(牡6、栗東・吉田厩舎)
父:スタチューオブリバティ
母:シラー
母父:Fabulous Dancer
通算成績:29戦6勝

キクノストーム

キクノストーム

キクノストーム

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