【東海S】ニホンピロアワーズ 和田との新コンビで連覇へ!

21日、東海ステークス(G2)の追い切りが栗東トレセンにて行われた。昨年の覇者ニホンピロアワーズ(牡8、栗東・大橋厩舎)は和田竜二騎手を背にCWコースで単走の内容。終始馬場の外々を回って6F81.0-65.9-51.7-38.4-12.2秒をマーク。鞍上のステッキが飛んだ1週前に続き、今週も意欲的な攻めを消化しており、「先週に目一杯にやってあるし、今週は上がり重点で。見た目は重たく感じたけど、時計はしっかり出てるからね」と大橋勇樹調教師も納得の仕上がりだ。

「あとは競馬だね。気難しい面を見せずに走ってくれればいいんだけど」と、不完全燃焼に終わった昨年秋シーズンからの巻き返しを期す2015年の初戦。同時に連覇がかかる一戦となるが、今回は長きにわたって主戦を務め、G1をも制した酒井学騎手とのタッグを解消。和田騎手との新コンビが決定した。

「調教には3回乗ってもらえたし、ある程度のイメージは掴んでもらえていると思う。和田とは手が合いそうな気がしてるし、力を引き出してほしいね」と指揮官は期待十分。明け8歳にして新たな一面発揮となるか。