追い比べ制しギンガが差し切りV…中山新馬

1月24日(土)、1回中山8日目6Rで3歳新馬(芝2000m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の7番人気・ギンガ(牡3、美浦・小笠厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:04.9(良)。

2着にはハナ差で4番人気・サトノメサイア(牡3、美浦・堀厩舎)、3着には半馬身差で6番人気・ダイワスキャンプ(牡3、美浦・鹿戸雄厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたスリーライオンズ(牡3、美浦・勢司厩舎)は4着に敗れた。

コアレスフェーブルが好スタートからハナを切り、ヒダマリ、エイブルボスなどが追走。道中ではペースが緩み、コアレスフェーブル、ヒダマリの2頭がレースを引っ張る。4コーナー入り口でエイブルボスが外から先頭に並びかけ、直線を向くと抜け出し先頭に踊り出る。そのままを押し切りを図るが、外から中団で脚をタメていたギンガ、サトノメサイアの2頭が並んで強襲。ほぼ並んで入線したが、ハナ差でギンガが差し切った。

勝ったギンガは叔父に浦和記念2着など地方で活躍したルースリンドがいる血統。一昨年の北海道市場で693万円で取り引きされていた。また、管理する小笠倫弘調教師は今年の初勝利となった。
馬主は石川達絵氏、生産者は日高町の日高大洋牧場。馬名の意味由来は「銀河」。

1着 ギンガ(田辺騎手)
「厩舎サイドからはまだ時間がかかりそうだと聞いていましたが、返し馬の雰囲気は良いなと思いました。流れに乗って道中もスムーズでしたよ。勝負どころでモタつくところもありましたし、その分伸びシロがあると思います。芝の長い距離も合っていると思います」

2着 サトノメサイア(石橋脩騎手)
「スタートを上手く出て、良い位置を取れました。最後に併せてからもよく脚を使っていますが、伸び負けてしまいました。まだこれからかと思っていた状態でこれだけやれましたし、この先もっと良くなってくると思います」

3着 ダイワスキャンプ(柴田善騎手)
「初戦から頑張ってくれました。道中も上手く息を入れながら走れていましたし、終いもしっかり脚を使っていました。距離もこのくらいで良さそうです」

4着 スリーライオンズ(柴山騎手)
「もう少し前で運ぼうと思っていましたが、スタートがひと息であの位置からになりました。それでも道中のリズムは良かったですし、終いもよく脚を使っています。内容は良かったですよ。距離はこのくらいで良さそうです」

5着 エイブルボス(三浦騎手)
「この距離は少し長いかもしれませんね。スタートが速いですし、競馬が上手なので先が楽しみですよ」

3歳新馬の結果・払戻金はコチラ⇒

ギンガ
(牡3、美浦・小笠厩舎)
父:ハーツクライ
母:ポニーガール
母父:Seattle Slew

ギンガ

ギンガ

ギンガ


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