大外一気!ニシノラッシュが人気に応え3勝目…クロッカスS

1月31日(土)、1回東京1日目10RでクロッカスS(芝1400m)が行なわれ、田辺裕信騎手騎乗の1番人気・ニシノラッシュ(牡3、美浦・田村厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:22.7(稍重)。

2着には半馬身差で2番人気・ブリクスト(牡3、栗東・吉田厩舎)、3着にはクビ差で3番人気・アポロノシンザン(牡3、美浦・堀井厩舎)が続いて入線した。

ペイシャオブローが出遅れ。フジマサジャンボがハナ、タガノアザガル、クリノダイスーシーらが先行争い。ニシノラッシュは中団からの競馬になる。集団は大きく離れず一丸となって3コーナーへ。直線に入り決め手勝負なると、大外に持ち出したニシノラッシュが一気に伸びてくる。メンバー最速の上がりを見せて、先頭でゴール板を駆け抜けた。なお、ゴールドペガサスはスタート直後にジョッキーが落馬し、競走を中止している。

勝ったニシノラッシュはこれで3勝目となり、G1出走へ大きな賞金加算となった。前走の京王杯2歳Sでは3着も、全5戦で(3-0-2-0)と安定した成績を残している。
馬主は西山茂行氏、生産者は新冠町の村上欽哉氏。馬名の意味由来は「冠名+突進する」。

1着 ニシノラッシュ(田辺騎手)
「引きたくなかった1番枠。押していくわけにもいきませんし、案の定、包まれてくるしい競馬になりました。そのなかでよく差し切ってくれましたよ。馬に助けられましたね。休ませてリセットでき、馬は良くなっています。使ってピリピリしなければ、今後も楽しみです」

2着 ブリクスト(北村友騎手)
「スムーズな競馬ができました。1400mのほうが競馬はしやすかったですね。うまくいったと思ったのですが」

3着 アポロノシンザン(蛯名騎手)
「刺さる面があるから、進路を確保するために仕掛けがワンテンポ早くなった。前半でハミを噛む面が解消すれば、もっといい走りができる。素質は高いからね。大切につかっていけば、これから成長するよ」

11着 ペイシャオブロー(柴山騎手)
「精神面に課題が残ります。ゲートでじっとしてくれなくて。終いも本来の脚を使えませんでした」

クロッカスSの結果・払戻金はコチラ⇒

ニシノラッシュ
(牡3、美浦・田村厩舎)
父:サクラバクシンオー
母:キャッスルブラウン
母父:Silver Hawk
通算成績:5戦3勝

ニシノラッシュ

ニシノラッシュ

ニシノラッシュ

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。