追い比べ制しディープジュエリーが差し切りV…東京新馬

2月8日(日)、1回東京4日目5Rで3歳新馬(芝1800m)が行なわれ、柴山雄一騎手騎乗の1番人気・ディープジュエリー(牝3、美浦・国枝厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:52.0(良)。

2着には3/4馬身差で3番人気・コンチャフラメンカ(牝3、美浦・堀厩舎)、3着には2馬身差で6番人気・ジャストザルーチェ(牝3、美浦・小笠厩舎)が続いて入線した。

ルールブルーが好スタートからハナに立ち、ジャストザルーチェ、ネオアルカディア、コンチャフラメンカなどが追走。アストンブラックは大きく出遅れる。道中ではルールブルーが単騎で悠々と逃げ、馬群はやや縦長の展開に。リングシュトラーセは落馬で競走中止。直線を向いてもルールブルーが渋太い粘りを見せるが、馬群を割って追い込んできたルールブルー、ディープジュエリーの2頭が抜け出す。ゴール手前でもうひと伸びを見せたディープジュエリーが追い比べを制して差し切った。

勝ったディープジュエリーは半姉にデルマーオークスなど米国でG1・2勝を挙げているEvening Jewelがいる血統。ゲート試験を合格後、いったん放牧に出されたことでデビューが遅れていたが、父親譲りの瞬発力を見せての快勝となった。
馬主は吉田勝己氏、生産者は安平町のノーザンファーム。馬名の意味由来は「深い色の宝石」。

1着 ディープジュエリー(柴山騎手)
「攻め馬で乗って結構気の良いタイプだと思っていましたが、道中は折り合いがついてリラックスして走ってくれました。変に窮屈なところに入れたくなかったので、4コーナー辺りから外に出していきました。直線はすごい脚を使ってくれました。トビが大きくて、すごく伸びているなという感じでした。これからトモがしっかりしてくれば更に楽しみです」

2着 コンチャフラメンカ(福永騎手)
「競馬の内容は100点でしょう。今日は相手が悪かったです。この馬は長く良い脚を使うタイプですし、最後は切れの差だと思います。まだ攻め馬でもそれほど動いていないようですし、良くなる余地が大きいと思います」

3着 ジャストザルーチェ(石橋脩騎手)
「良い馬ですね。初めての競馬なのに、余計なことをしないでレースに集中している感じでした。最後も伸びていますし通常なら勝ってもいいくらいの内容ですが、今日は上位馬が強かったです」

4着 ラックアサイン(蛯名騎手)
「今日は馬場が緩くて、たぐるような走りになっていました。本来はパンパンの良馬場が合いそうなタイプですからね。それでも最後までよくきていますし、内容は悪くないと思います。まだ緩さがありますし幼さもあるので、徐々に成長してくればと思います」

5着 マイヒレン(木幡初騎手)
「一瞬オッと思いましたが、少し距離が長かったようです。ゲートを上手に出ますし、折り合いもついてセンスの良い走りをします。力を付ければすぐにチャンスが来ると思います」

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ディープジュエリー
(牝3、美浦・国枝厩舎)
父:ディープインパクト
母:ジュエルオブザナイト
母父:Giant’s Causeway

ディープジュエリー

ディープジュエリー

ディープジュエリー

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