ダイヤモンドSで競走中止のリキサンステルスは予後不良に

2月21日(土)、1回東京7日目11RのダイヤモンドSに出走したリキサンステルスは、2週目の4コーナーで前の馬に触れつまづき、転倒して競走を中止。その後の検査により、右上腕骨粉砕骨折と判明し、予後不良の診断が下された。

なお、騎乗していた後藤浩輝騎手も落馬負傷。頚椎捻挫のため、12Rは乗り替わりとなっていたが、22日の騎乗予定に変更はないとしている。

リキサンステルスは京都記念や京都大賞典を制したナリタセンチュリーを叔父に持つ血統。デビューからダートを主戦場とし、特に東京ダート2100mでは無類の強さを誇り、その成績は8戦5勝とスタミナ勝負に定評があった。その長距離適性を生かすために昨年はアルゼンチン共和国杯にも出走。今回も2度目の芝コースに挑戦と新境地を目指していた矢先の出来事だった。

馬主は有限会社ハイパワー商事、生産者は新ひだか町の本桐牧場。馬名の意味由来は「冠名+秘密」。

リキサンステルス
(牡5、美浦・奥平雅厩舎)
父:マンハッタンカフェ
母:リキサンピュアティ
母父:トニービン
通算成績:17戦5勝