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遅れてきた大物 アドマイヤデウスが天皇盾に前進
2015/3/28(土)
●3月28日(土) 3回中山1日目11R 第63回日経賞(G2)(芝2500m)日経新春杯で初重賞制覇を飾ったアドマイヤデウス(牡4、栗東・橋田厩舎)が、この日経賞も力強い末脚で2連勝。3歳クラシック戦線では牡馬、牝馬ともやや劣勢に立たされている関西に頼もしい主砲候補が古馬に出現した。
人気は昨年の菊花賞2着馬サウンズオブアース、そして、春の天皇賞3連覇を狙うフェノーメノ。レースは追い込み馬フラガラッハがハナを切る奇襲策で始まり、サウンズオブアースが後方2番手、フェノーメノが最後方から進む意外な展開。アドマイヤデウスはちょうど真ん中あたりのポジションで、鞍上の岩田康誠騎手は「行く馬がいなければ主張しようと思っていました」とのことだが、願っても無い展開でレースは流れていく。
3コーナーの勝負どころでゴーサインが出るとグイッとポジションをアップ。外を1頭だけ違う脚色で上がってくると、アッという間にフラガラッハを交わして先頭へ。終わってみれば正攻法の競馬で完勝。前走の勝利が真の力であることを証明して見せた。
岩田騎手も先週の阪神大賞典(ゴールドシップ)に続いて2週連続の重賞勝ち。クラシックをともに戦った愛馬に「思っていたよりペースが流れてくれました。どういう競馬でも出来る馬ですね。まだ若い面も見せていましたし、まだまだ走れると思います。本番はもっと走れると思いますし、距離も長ければ長いほど良いと思います」と頼もしい言葉がポンポンと飛び出したが、その心中は複雑だろう。
近年、やや盛り上がりに欠けるといわれる春の天皇賞だが、今回破ったサウンズオブアース、ウインバリアシオン、フェノーメノらに加え、次週の大阪杯にはキズナもスタンバイして、今年はなかなかの粒揃いとなりそう。強豪が揃う本番でも重賞連勝の勢いは注目の存在となるはずだ。
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