【マイラーズC】ディアデラマドレ 初マイルも不安ナシ!

22日、マイラーズC(G2)の最終追い切りが栗東トレセンにて行われた。今年の始動戦としてここを選んできたディアデラマドレ(牝5、栗東・角居厩舎)は藤岡康太騎手を背にCWコースでの3頭併せ。同レースに出走予定のエキストラエンドには先行する形で同入する結果となったが、時計は83.8-67.6-52.6-38.4-11.8秒をマーク。軽快な動きを見せ、レースに向けて万全を期して臨む構えだ。

1週前追い切りに続き、稽古に跨った主戦は「コントロールも利きましたし、仕掛けたら反応してくれそうな感じもしました。良い動きだったと思います」としっかりと状態が上がってきたことに満足気。不安なく当日を迎えられそうだ。

課題は初となるマイル戦だが、この点についても鞍上は「問題はないでしょうし、むしろ良い方に出るのでは」と前向きだ。京都コース自体は勝ち鞍もあるだけに距離も克服となれば勝利にグッと近づいてくる。

昨年は牝馬限定ではあるが重賞3勝と完全に本格化。エリザベス女王杯でも内有利の馬場ながら、外から猛然と追い込み3着に入り、内容で見れば勝ち馬にも劣らないレースぶりを披露。1着ラキシス、2着ヌーヴォレコルトはともに今年の緒戦で強豪牡馬を撃破しての勝利を収めている。この勢いに乗ってディアデラマドレも牡馬を蹴散らすことが出来るか。牝馬路線の中心を担う立場として無様な競馬は見せられない。

ディアデラマドレ

▲小牧騎手が跨ったエキストラエンド(内)らとの3頭併せを行ったディアデラマドレ(中)


ディアデラマドレ

▲エキストラエンドとは同入し、いずれもレースに向けて仕上がりの良さをうかがわせた


ディアデラマドレ

ディアデラマドレ