【エプソムC】重賞3勝目へユールシンギング ようやく復調気配

11日、日曜東京11レース・エプソムC(G3)の追い切りが美浦トレセンで行われた。

前走、新潟大賞典8着のユールシンギング(牡5、美浦・勢司厩舎)は、吉田隼人騎手を背に南ウッドチップコースで追われ、5F68.3-52.4-37.7-13.1秒をマークした。

【勢司和浩調教師のコメント】
「前走は復調の兆しが見えましたし、位置取りひとつで着順も変わったかと思う内容でした。調教の動きも良く、状態は良いと思います。これまではポリトラックを中心に調整してきましたが、球節が安定してきましたし骨もしっかりしてきたので、ウッドを併用して調整しています。それだけ体が丈夫になってきたということだと思います。

昨年秋には咳をしていたり体調がすぐれず、大型馬で復調までに時間がかかりましたが、ようやく良い頃の感じに戻ってきました。前走はジョッキーからの進言もあってチークを外しましたが、今回は調教でも着けましたしレースでも着ける予定です。年齢を重ねると共に前進気勢が薄くなってきているので、チークの効果に期待します」