【3回東京】マイネルリプケン…小平奈由木の注目新馬レポート

マイネルリプケン
(牡2、美浦・上原厩舎)
父:ダイワメジャー
母:ダイワパッション
母父:フォーティナイナー

カレンブラックヒル(NHKマイルC)、コパノリチャード(高松宮記念)らを筆頭に、コンスタントに重賞ウイナーを送り出しているダイワメジャーが父。年々、存在感を高め、昨年もリーディングの5位に食い込んだ。サンデーサイレンスの後継ながら、2年連続してJRA賞・最優秀短距離馬に選出されたスピード色が強い遺伝子。しかも、豊富な成長力も見込める。

母ダイワパッション(その父フォーティナイナー)は、JRAブリーズアップセール出身の重賞ウイナー。フィリーズレビュー、フェアリーSをはじめ、4勝を挙げた。同馬の全兄にダイワインスパイア(現2勝)、ダイワフェーム(現1勝)ら。四代母カーンルージュ(愛1000ギニー、チャンピオンS)に連なる一族である。セレクトセール(当歳)にて2500万円で落札。ラフィアンターフマンクラブの募集総額は3200万円だった。

ビッグレッドファーム明和で順調にペースアップ。5月20日、美浦に移動した。27日のゲート試験をクリアすると、先週までにタイムを2本マーク。今週のひと追いで態勢が整う見込みだ。口向きに硬さが残っていても、動きは良好。500キロ超の雄大な馬格を誇り、パワーも兼ね備えている。

6月20日(土)、東京の芝1600mに向かう。追い切りから跨り、特徴を把握している柴田大知騎手で。


小平 奈由木(こだいら なゆき)

早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。

月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。