トピックスTopics
【3回中京】エスティタート…小平奈由木の注目新馬レポート
2015/6/30(火)
エスティタート(牝2、栗東・松永幹厩舎)
父:ドリームジャーニー
母:スキッフル
母父:トニービン
朝日杯FSで2歳チャンピオンに輝いただけでなく、古馬になって充実し、宝塚記念や有馬記念を制したドリームジャーニーが父。注目の初年度産駒となる。種牡馬としては全弟のオルフェーヴル(クラシック3冠、有馬記念2回、宝塚記念)が強力なライバルとなるが、成功して不思議はない。
母スキッフル(その父トニービン)は1戦未勝利だが、同馬の兄姉にフラガラッハ(中京記念2回など現8勝)、イリュミナンス(現4勝)、フェルメッツァ(現2勝)がいる。愛3歳および英3歳牝馬チャンピオンに輝いた曽祖母シュートアラインに連なる名牝系。キャロットクラブに募集総額2000万円でラインナップされた。
ノーザンファーム空港で着々と体力強化が図られ、5月22日、栗東に入厩。6月5日のゲート試験をクリアすると、坂路で入念にタイムをマークしてきた。小柄なスタイルであっても、父似のバネが利いたフットワーク。先週は4ハロン52秒6。ラストも馬なりで12秒1の鋭い伸び脚を見せた。
いよいよ7月5日(日)、中京の牝馬限定・芝1600mでベールを脱ぐ。武豊騎手を配し、初戦突破を狙う。
小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2024/6/6(木) 調子いい馬が揃っています【柴田大知コラム】
- 2024/6/6(木) 【函館スプリントS】4年続けて連対中!無条件で狙うべき「函館のスペシャリスト」とは
- 2024/6/6(木) 【函館スプリントS】10戦中7戦で馬券内!人気もお構いなしの「夏専用」爆穴馬
- 2024/6/6(木) 【函館スプリントS】7連続馬券内vs圧倒的な複勝率!「レジェンド級」の本命候補
- 2024/6/5(水) 【東京ダービー】弾けた砂上の音速機!ラムジェットがダート3冠の2戦目を制す
- 2024/6/5(水) 【函館スプリントS】函館が刺激に!ウイングレイテストの状態を松岡騎手が語る
- 2024/6/5(水) 【エプソムC】挽回へ!レーベンスティールの前走の敗因と現状
- 2024/6/5(水) 【エプソムC】追い切りは狙い通り!ルージュリナージュが初重賞制覇に挑む