【中京記念】カレン・秋山再コンビで重賞6勝目へ「いい動き」

22日、中京記念(G3)の最終追い切りが栗東トレセンにて行われた。前走安田記念から中7週で挑むカレンブラックヒル(牡6、栗東・平田厩舎)は秋山真一郎騎手が騎乗して坂路で最終調整。馬なりながらも、4F51.2-38.3-25.2-12.2秒と好時計をマークした。

NHKマイルCを含む重賞5勝と今回の出走メンバー中、唯一のG1馬で実績No.1を誇る。鞍上も同馬のことをよく知る秋山騎手に戻るという事で、中心となる1頭である事は間違いない。プールと坂路での調整はいつも通りの内容。3週続けて51秒台を馬なりで計時と調子の良さが窺える。

2月の小倉大賞典1着以来のコンビ復活となる秋山騎手は「もともと坂路で時計が出るタイプですが、この馬らしい、いい動きをしてくれました。調子はいいと思います。ハンデは仕方ないところですね。でも、距離はマイルから千八ぐらいがベスト。今の中京なら極端な上がり勝負にはならないでしょうから」と相棒の状態に納得の様子。
出走馬がすべて5歳以上という「ベテラン対決」。カレンブラックヒルは今年6歳を迎えるが、その姿は全くの衰え知らず。トップハンデに応えて地力の違いを証明したい。