名手に導かれてペルーサがレコードで復活!!…札幌日経オープン

8月8日(土)、1回札幌3日目11Rで札幌日経オープン(芝2600m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の5番人気・ペルーサ(牡8、美浦・藤沢和厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:38.7(良)のレコード。

2着には半馬身差で2番人気・タマモベストプレイ(牡5、栗東・南井厩舎)、3着には3/4馬身差で7番人気・ワールドレーヴ(牡5、美浦・二ノ宮厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたアドマイヤフライト(牡6、栗東・橋田厩舎)は5着に敗れた。

グランデスバルが好スタートを切って先手を奪うが、外からタマモベストプレイ、さらにペルーサもピッタリと後ろへ。1周目スタンド前でペースが緩むと見るや、ペルーサがハナを奪って先頭で2周目へ入り、タマモベストプレイ、アドマイヤフライト、グランデスバル、バンズームと人気どころも前々のポジションに構える。
2周目3コーナーあたりから徐々にペースが上がり、後続のジョッキーの手が激しく動く中、逃げたペルーサのC.ルメールは楽な手応えのまま。直線に入りタマモベストプレイが最後の力を振り絞って差を詰めるもペルーサがもうひと伸びして、実に3歳5月の青葉賞以来、5年3カ月ぶりの嬉しい復活Vとなった。

勝ったペルーサは2009年11月にデビューして無傷の4連勝で青葉賞を制覇。ダービーでは6着と敗れたが、秋には古馬相手に天皇賞へ挑み2着、ジャパンC5着、有馬記念4着とG1制覇も時間の問題と見られていた。しかし、その後はノドの不安等で順調にレースを使えず成績も低迷。今回は久しぶりに長距離戦へ矛先を向け、鞍上もテン乗りとなるC.ルメールを起用した策が見事に的中。見事なペース判断で逃げ切り勝ちを決めた。

馬主は山本英俊氏、生産者は千歳市の社台ファーム。馬名の意味由来は「ディエゴ・マラドーナの愛称」。

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ペルーサ
(牡8、美浦・藤沢和厩舎)
父:ゼンノロブロイ
母:アルゼンチンスター
母父:Candy Stripes
通算成績:25戦5勝
重賞勝利:
10年青葉賞(G2)

ペルーサ

ペルーサ

ペルーサ

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