トピックスTopics
【2回札幌】ブレイキングザロウ…小平奈由木の注目新馬レポート
2015/8/25(火)
ブレイキングザロウ(牡2、栗東・友道厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:シーザバッドガール
母父:Giant’s Causeway
ゴールドアリュールが父。サンデーサイレンスの後継ながら、ダートのG1を4勝したパワフルな血脈であり、エスポワールシチー(JCダート、フェブラリーS、南部杯3回、かしわ記念 3回、JBCスプリント)、スマートファルコン(JBCクラシック 2回、帝王賞、東京大賞典 2回、川崎記念)をはじめ、多数の活躍馬を輩出している。
母はアメリカ生まれのシーザバッドガール(その父ジャイアンツコーズウェイ、米入着)。同馬の半兄に現1勝のデモニオがいる。スピンスターS、ケンタッキーオークスなど米G1を4勝した曽祖母ディスピュートに連なる母系であり、アジュディケーティングやタイムフォーアチェインジといった種牡馬も輩出している名門ファミリー。シルクホースクラブにて総額2000万円で募集された。
ノーザンファーム空港の屋内坂路コースで順調に15-15を消化したうえ、6月13日、函館競馬場へ。7月1日のゲート試験をパスすると、いったん牧場に戻って心身を整え直す。8月6日、函館に帰厩し、スムーズにペースアップされた。雄大な馬格を誇り、パワーにあふれた走り。追われてからもしっかり脚を伸ばしている。
8月29日(土)、札幌のダート1700mにスタンバイ。ミルコ・デムーロ騎手が手綱を取る。
小平 奈由木(こだいら なゆき)
早稲田大学日本語研究教育センターに勤務した後、競馬関係に進む。競馬専門紙「1馬」の記者、法人馬主「サラブレッドクラブラフィアン」のレーシングマネージャーなどを経て、現在はフリーランス。業界のキャリアは 20年近くになり、生産・育成現場からトレセンまで精通。
月刊誌「競馬最強の法則」の人気コーナー「トレセン最前線」をはじめ、幅広い知識を生かしたエッセーが評判 になっている。
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/2/7(金) 小倉でも吹雪が、、【高田潤コラム】
- 2025/2/7(金) 巻き返しへ!東京新聞杯はジュンブロッサムに騎乗!【戸崎圭太コラム】
- 2025/2/7(金) 落馬乗り越え復活!バリバリ乗る小倉競馬と"ジョッキー以外でやりたい仕事"【永島まなみ騎手コラム】
- 2025/2/6(木) 【佐賀記念】肥前の地で見せた二枚腰!メイショウフンジンが悲願の重賞初制覇!
- 2025/2/7(金) 【東京新聞杯】冬季限定!1回東京開催の「神ポジション」を取れる魅惑の1頭
- 2025/2/7(金) 【東京新聞杯】先週は9番人気エイシンフェンサー推奨!メガヒット連発「虎の勝率」とは(PR)
- 2025/2/6(木) 雪予報を乗り切って絶好のコンディション【柴田大知コラム】
- 2025/2/7(金) 【きさらぎ賞】重賞最強データ!先週シルクロードS爆穴ワンツーの「部門1位」を獲得した激走候補