【POG】13番人気ダンディーアローが叩き合いを制す…新潟新馬

8月29日(土)、2回新潟9日目5Rで2歳新馬(芝1600m)が行なわれ、丸山元気騎手騎乗の13番人気・ダンディーアロー(牡2、美浦・小笠厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.9(稍重)。

2着には3/4馬身差で2番人気・エディクト(牡2、美浦・二ノ宮厩舎)、3着には3/4馬身差で1番人気・レッドディヴェル(牝2、栗東・松永幹厩舎)が続いて入線した。

名牝レッドディザイアの初仔に注目が集まる。ワンダフルラッシュが好スタートを切ると、続いてエディクト、アキノバレリーナ、キョウエイドリーム、ダンディーアローという展開。レッドディヴェルは中団やや内目からの追走。 ゆったりとした流れながらも、やや縦長のまま最終コーナーへ。
内を避けて、馬場の真ん中での直線勝負。先に抜けだしたのはエディクト。ワンダフルラッシュが食らいつき、その間からダンディーアローが馬体を併せにかかる。残り200m付近でエディクトとダンディーアローの叩き合いとなり、最後までしっかりと脚を伸ばしたダンディーアローが新馬勝ち。注目のレッドディヴェルは直線伸びを見せるも3着まで。

勝ったダンディーアローの父マーベラスサンデー産駒の2歳は現在7頭で本年度初勝利。
馬主は有限会社高木競走馬育成牧場、生産者は新冠町の村上牧場。馬名の意味由来は「極上の矢」。

1着 ダンディーアロー(丸山騎手)
「返し馬で硬さを感じたので、今日のような軟らかい馬場は良かったと思います。折り合いに少し難しいところがありますし、まだ馬が躊躇しながら走っていた分一旦2着馬に前に出られましたが、最後はよく差し返してくれました。良い馬ですよ」

2着 エディクト(田辺騎手)
「思っていたより上手く競馬が出来ました。道中も余計なことをしたり、気持ちに前向きさが欠けるところがあるので新馬向きではないかと思っていましたが、センスがありますね。使いつつ成長してくれば、と思います」

3着 レッドディヴェル(津村騎手)
「全体的にまだ力が付き切っていないので、スタートしてすぐのスピードがそれほどでもなく、あの位置からになりました。追い出してからもしっかり伸びてくれましたし、まだまだこれから良くなってくると思います」

4着 ワンダフルラッシュ(松岡騎手)
「本当はもう少し競馬を教えたかったですけど、スタートも速かったですからね。ハナに行っても物見をしないで、しっかり走っていました。夏負けから立ち直って、馬が良くなっていたと思います」

5着 ウィップアロング(吉田隼騎手)
「先生からは、前々で競馬をしてほしいと言われていました。折り合いもついてその通りの競馬が出来ましたし、最後もジワジワと脚を使ってくれました。使いながら良くなってくれば、と思います」

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ダンディーアロー
(牡2、美浦・小笠厩舎)
父:マーベラスサンデー
母:ドリームスタート
母父:Diesis

ダンディーアロー

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ダンディーアロー

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