先手必勝!8番人気トミケンユークアイが逃げ切り勝ち…釜山S

8月29日(土)、2回小倉9日目11Rで釜山S(ダ1700m)が行なわれ、秋山真一郎騎手騎乗の8番人気・トミケンユークアイ(セ6、美浦・和田道厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:42.9(稍重)。

2着にはクビ差で7番人気・フォローハート(牝4、栗東・河内厩舎)、3着には1馬身差で4番人気・イースターパレード(セ6、栗東・平田厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたグレナディアーズ(牡4、栗東・音無厩舎)は8着に敗れた。

サンライズバロンがポンと飛び出すが、外からトミケンユークアイ、セイカフォルトゥナが先手争いに持ち込み、コーナーワークでトミケンユークアイがレースを引っ張る。サンライズバロン、フォローハート、カラパナビーチ、イースターパレードと続き、1番人気のグレナディアーズは後方からの競馬となるが、故障を発症して下がったサンライズバロンを除いてほぼ一団で4コーナーを回る。
直線に入り逃げたトミケンユークアイ目掛けてフォローハート、イースターパレード、エノラブエナが差を詰めてくるが、渋太く踏ん張ったトミケンユークアイがフォローハートをクビ差退けて逃げ切り勝ちを決めた。

勝ったトミケンユークアイはこれが5勝目で晴れてオープン入り。1000万クラスを突破するのに2年近くを要したが、気性矯正のため去勢を施すなど厩舎の懸命なケアにより成績も徐々に安定。準オープンはわずか2戦で勝ち上がった。近親には昨年の交流重賞スパーキングLCで2着に入ったカチューシャがいる。

馬主は冨樫賢二氏、生産者は浦河町のバンブー牧場。馬名の意味由来は「冠名+愉快、楽しい(中国語)」。

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トミケンユークアイ
(セ6、美浦・和田道厩舎)
父:メイショウボーラー
母:アマゾナイト
母父:アフリート
通算成績:36戦5勝

トミケンユークアイ

トミケンユークアイ

トミケンユークアイ

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