トピックスTopics
【神戸新聞杯】1週前 リアルスティール「休み明けの影響ない」
2015/9/18(金)
17日、神戸新聞杯(G2)の1週前追い切りが栗東トレセンにて行われた。日本ダービー4着後、左前脚の骨折明け初戦を迎えるリアルスティール(牡3、栗東・矢作厩舎)は福永祐一騎手を背にCWコースで古馬1000万クラスのイクラトロを1.1秒追走する形で調整。直線に入ってから強めに追われ、余力を残しながらも好タイムをマーク。相手が最後にバテたのもあるが、1.9秒先着の鋭い動きを披露。タイムは6F80.8-52.0-38.3-11.6秒を叩き出した。渋田調教助手は「今回は3日間開催の影響もあって、本来ならばもっと攻め駆けする併走馬を用意したかったですね。それでも、終いの動きは骨折明けの影響を感じさせないもの。1週前としては、これ以上ない動きだったのではないかと思います」とコメント。病み上がりでも不安を一掃する動きに、満足気な様子をのぞかせた。
さらに「ひと夏をこして、体格面よりも精神面が一回り成長したように感じます。追い切りに乗ってくれた福永ジョッキーも好感触でした。この中間の乗り出しも早かったし、休み明けの影響はありませんよ」と語り、春からの成長も感じとっている様子だった。
今夏は2冠馬ドゥラメンテ、リアルスティールが骨折と、クラシックで話題の中心にいた2頭のアクシデントは競馬界に激震を与えたが、幸いにも本馬は前哨戦を使えるほどの軽症に留まった。最大のライバル不在のクラシックロードとはいえ、悲願のタイトルへ向け、秋緒戦を好発進といきたいところ。実績馬が貫禄をみせつけるお膳立ては着々と整っているようだ。
▲イクラトロと併せ馬を行うリアルスティール(右)
関連記事
- すべて
- 攻略レポート
- レース
- トピックス
- インタビュー
- 2025/10/23(木) トレセンにあの方が来て騒然【柴田大知コラム】
- 2025/10/23(木) 【菊花賞】重賞最強データ!波乱を生む“名門厩舎”が今年も仕掛ける!
- 2025/10/20(月) 【2歳馬情報】セレクトセール史上2番目の高額馬が待望のデビュー!
- 2025/10/19(日) 【秋華賞】淀の舞台で復権!桜花賞馬エンブロイダリーが二冠達成V!
- 2025/10/19(日) 【菊花賞】出走馬格付けバトル!総合1位は2頭!栄冠を手にするのはどの馬か!?
- 2025/10/19(日) 【秋華賞】タイトル奪取を後押しする衝撃データ!円熟の名手が二冠へ導く!
- 2025/10/18(土) 【富士S】3年1か月ぶりの勝利の美酒!ガイアフォースが復活のV!
- 2025/10/18(土) 【秋華賞】伝説が生まれた舞台、三冠牝馬たちの記憶




