グレイスフルリープが好位抜け出しでOP初V…グリーンチャンネルC

10月12日(月)、4回東京3日目11RでグリーンチャンネルC(ダ1400m)が行なわれ、内田博幸騎手騎乗の9番人気・グレイスフルリープ(牡5、栗東・橋口弘厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:23.0(良)。

2着には1馬身1/4差で3番人気・ニシケンモノノフ(牡4、栗東・庄野厩舎)、3着には1馬身差で4番人気・タールタン(牡7、栗東・吉村厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたレッドアルヴィス(牡4、栗東・安田隆厩舎)は8着に敗れた。

1番人気に推されたレッドアルヴィスが出遅れるスタート。ハナを主張したのは、ナンチンノン、ゴーイングパワー、外にグレイスフルリープで先頭争い。内にニシケンモノノフ、タールタンという展開。レッドアルヴィスはゆっくりポジションを上げながら、中団内目からレースを進める。大きく動きはなく、直線へ入ると。
先頭のナンチンノンが早めの仕掛けで後続を引き離しにかかるも、なかなか距離を明けれず、番手に構えていたグレイスフルリープが外に出し、先頭に馬体を併せる。更にその外からタールタンが末脚を伸ばし、内で前が空くのを待ってニシケンモノノフが追撃を開始。残り1F付近でグレイスフルリープが単独先頭に立つと、ゴールまでしっかり脚を伸ばし優勝。経済コースを通ったニシケンモノノフが2着に入った。

勝ったグレイスフルリープは、昇級後3戦目でオープン初勝利を決めた。ここまで23戦して関西圏でしか出走経験がなかったが、初めての長距離輸送を物ともせず、結果を出してみせた。鞍上の内田博騎手は本日12Rに騎乗するフル稼働。1,2Rでも二桁人気馬を馬券圏内に導く手腕を見せ、本レースでも9番人気1着と波乱の立役者となった。
馬主は前田晋二氏、生産者は新冠町の株式会社ノースヒルズ。馬名の意味由来は「優雅な跳躍」。

1着 グレイスフルリープ(内田博騎手)
「道中は砂を被らないように3番手から運びました。直線に向いてからの手応えも良かったですし、最後までしっかり脚を使ってくれました。走る馬ですし、これから楽しみです」

2着 ニシケンモノノフ(中谷騎手)
「レース自体は完璧でした。前走と違って行きっぷりも良かったです。完調に近い状態で、厩舎サイドがしっかり仕上げてくれました。今日は展開だけですね。左回りも問題ありませんし、東京のようなゆったりしたコースは合うと自分も先生も思っていましたが、その通りレースがしやすかったです。ダートスタートは滑るので、芝スタートの方が良さそうです」

3着 タールタン(北村宏騎手)
「良いスタートを切って、好位で勝ち馬を見る形でスムーズに運べました。最後までこの馬なりに伸びていますが、ジリジリでしたね」

4着 キクノストーム(高島助手)
「休み明けでしたが、しっかり乗り込んで良い仕上がりでした。終いは良い脚を使っていますし、オープン特別なら差はありませんね。展開ひとつでやれると思います」

5着 ナンチンノン(吉田豊騎手)
「今日は距離1400でしたからね。府中の直線は長いですし直線を向いたところで反応を確かめましたが、止まりそうな感じはありました。良いスピードがありますし、ベストは1200かと思います」

8着 レッドアルヴィス(三浦騎手)
「今日はゲートが決まりませんでした。モマれると良くないタイプなのでスムーズに運びたかったですけど、枠もありましたからね。現状での理想形は、外をスムーズに回る形だと思います。最後も頑張って詰めてくれましたが、厳しい競馬になりましたからね」

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グレイスフルリープ
(牡5、栗東・橋口弘厩舎)
父:ゴールドアリュール
母:ラビットフット
母父:Seeking the Gold
通算成績:24戦6勝

グレイスフルリープ

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