【ファンタジーS】ゴール前の混戦を制したのはキャンディバローズ

11月7日(土)、5回京都1日目11Rで第20回ファンタジーS(G3)(芝1400m)が行なわれ、C.ルメール騎手騎乗の5番人気・キャンディバローズ(牝2、栗東・矢作厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:21.9(良)。

2着にはアタマ差で6番人気・メジェルダ(牝2、栗東・昆厩舎)、3着にはクビ差で1番人気・ブランボヌール(牝2、栗東・中竹厩舎)が続いて入線した。

ポンと勢い良く飛び出したのはキャンディバローズだが、それを制してメジェルダがハナを主張。そこにやや行きたがるタガノヴィアーレが並びかけるが、二の脚を使ってメジェルダが単騎先頭でレースを造る。タガノヴィアーレは控えて2番手、ブランボヌールとキャンディバローズが並んで3番手、その後ろにアドマイヤリード、ピュアコンチェルト、ワントゥワンと続き、メイショウスイヅキは後方3番手で脚を溜める。やや縦長の展開で気持ち良く逃げるメジェルダが後続を2馬身ほど離して直線へ。
軽快に逃げるメジェルダに好位の内からブランボヌール、タガノヴィアーレ、キャンディバローズが接近し、さらに後方からワントゥワンが迫って激しい叩き合いとなり、5頭が一団でゴール。アタマ差メジェルダを交わしたキャンディバローズが2連勝で重賞タイトルを手に入れた。

勝ったキャンディバローズは姉に函館2歳Sを勝ったファインチョイス、兄にクローバー賞を勝ったアットウィルがいる血統で、ここは札幌芝1500mの未勝利戦をレコード勝ちしての参戦。3戦連続で手綱をとったC.ルメール騎手が巧みなポジショニングで5頭の大激戦を制して見せた。

馬主は猪熊広次氏、生産者は浦河町の富田牧場。馬名の意味由来は「キャンディ+冠名」。

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キャンディバローズ
(牝2、栗東・矢作厩舎)
父:ディープインパクト
母:アフレタータ
母父:タイキシャトル
通算成績:3戦2勝
重賞勝利:
15年ファンタジーS(G3)

キャンディバローズ

キャンディバローズ

キャンディバローズ

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