クロコスミアなど≪東京9・10・12R≫レース後のコメント

11月21日(土)、5回東京5日目9Rで赤松賞(芝1600m)が行なわれ、勝浦正樹騎手騎乗の1番人気・クロコスミア(牝2、栗東・西浦厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:36.1(良)。

2着には1馬身差で7番人気・アオイプリンセス(牝2、栗東・大久龍厩舎)、3着には3/4馬身差で4番人気・ビービーバーレル(牝2、美浦・中舘厩舎)が続いて入線した。

1着 クロコスミア(勝浦騎手)
「良い勝負根性のある馬なので、最後は確実に脚を使ってくれると思っていました。今日のような上がりの速い競馬に対応できましたし、これからが楽しみです」

2着 アオイプリンセス(石川騎手)
「ゲートの中では大人しかったですけど、反応がもうひとつで出負けしてしまいました。新馬戦で内をすくって勝っていますし、今日の馬場状態なら大丈夫だろうと思って内を通っていきました。前があいてからの伸びはすごかったです。もう一列前から競馬が出来ていれば、勝てていたと思います。良い瞬発力がありますし、折り合いもつきます。先が楽しみな馬です」

3着 ビービーバーレル(石橋脩騎手)
「良い競馬は出来ました。ゲートの中でソワソワしているときにスタートを切られた分、いつもほど出は良くありませんでしたが、外枠だったのでジワーッと上がっていけるだろうと思っていました。踏み遅れないように意識的に早めに動いていきましたが、最後は決め手の差が出ましたね。新馬のとき以来に乗せてもらいましたが、体もしっかりしてきて良くなっていますね」

4着 リリカルホワイト(北村宏騎手)
「ペースが遅かったので、枠なりにロスなく回りました。切れるイメージではなかったので、進路があるうちに早めに動いていきました。最後は伸び負けた感じになりましたが、よく頑張っています。もっとペースが流れていればこの馬の特性を生かせると思います」

5着 ラベンダーヴァレイ(戸崎圭騎手)
「体が減っていましたが、気になりませんでした。今日はペースが遅かったですし、内を通った馬に有利な展開になりましたからね。この馬もセンスが良いですし、走ると思います」

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10Rで南武特別(芝2400m)が行なわれ、戸崎圭太騎手騎乗の5番人気・ジェラルド(セ6、栗東・池添学厩舎)が優勝。勝ちタイムは2:27.6(良)。

2着には1馬身半差で2番人気・アルター(セ3、美浦・古賀慎厩舎)、3着にはアタマ差で8番人気・ウインスペクトル(牡3、美浦・宗像厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたサトノメサイア(牡3、美浦・堀厩舎)は13着に敗れた。

1着 ジェラルド(戸崎圭騎手)
「直線で良いところがあいたのは確かですが、道中もスムーズに回れましたし躍動感があって良いフットワークで走ります。追ってからも味がありますし、走る馬ですね」

2着 アルター(柴山騎手)
「狭いところを割って、最後はよく伸びてくれました。一戦ごとに良くなっています。以前は精神面でフワッとするところがありましたが、しっかり走れるようになってきていますし成長しています」

3着 ウインスペクトル(丹内騎手)
「番手から良い感じで競馬が出来ました。昇級戦で、今日のメンバー相手にこれだけやれるんですから力を付けていますね」

4着 インナーアージ(蛯名騎手)
「追ってからも同じ脚色でしたし、この距離は少し長いですね。2000くらいが良さそうです」

5着 フェスティヴイェル(田中勝騎手)
「気負いもなく、リズム良く良い感じで運べましたが、最後は切れ負けしてしまいました」

13着 サトノメサイア(ムーア騎手)
「ペースがゆっくりでしたしハナに行ってもいいかと思いましたが、競って共倒れになるのもイヤだったのであの位置から運びました。最後は脚を使えませんでしたし、東京の2400はこの馬にとって少し長いようです」

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12Rで3歳上1000万(ダ1400m)が行なわれ、R.ムーア騎手騎乗の1番人気・ベック(牡4、栗東・牧浦厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:24.2(良)。

2着には1馬身1/4差で2番人気・メイショウオオカゼ(牡5、栗東・南井厩舎)、3着には2馬身半差で7番人気・チェリーサマー(牡3、美浦・小西厩舎)が続いて入線した。

1着 ベック(ムーア騎手)
「後ろから運んで終いを伸ばしてほしい、という指示でしたが、今日はスタートが速かったですしペースも遅かったので指示とは違う形で運びました。最後は良い脚を使ってくれました」

2着 メイショウオオカゼ(石川騎手)
「今日はひと叩きした効果もあったと思いますし、これまで乗せてもらったなかで一番状態は良かったです。外枠から上手く運べましたが、勝ち馬が強かったです」

3着 チェリーサマー(松岡騎手)
「理想は2番手からの競馬ですけど、今日はペースが遅かったので行きました。最後は突っ張るような感じで走っていましたが、よく頑張っていますよ。ベストは中山の1200だと思っていますし、権利を取れて良かったです。次が楽しみです」

4着 オメガスパーキング(奥平調教師)
「休み明けで少し余裕がありましたけど、それよりも前向きさがあって良い雰囲気だったことが良い方に出るだろうと思っていました。砂を被せたくなかったので外を回る形になりましたが、隣の馬に交わされませんでしたし最後まで頑張ってくれました。能力の高さを見せてくれたと思います」

5着 クワドループル(内田博騎手)
「外めの枠でしたが、スタートを出ましたしペースも遅かったのでムリに下げることはないと思ってあの位置から運びました。ムリをせず良い感じでしたし、最後まで頑張ってくれました」

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