【朝日杯FS】エアスピネル、ボールライトニング、シュウジら19頭が登録!

12月20日(日)、5回阪神6日目に行われる第67回 朝日杯FS(G1)(2歳牡・牝 国際 指定 馬齢 芝1600m)の特別登録馬19頭が発表された。

主役候補はやはり重賞で好勝負を演じてきた馬たち。新馬戦、デイリー杯2歳Sを横綱相撲と言える競馬で他馬をねじ伏せてきたエアスピネル。母エアメサイアをはじめ、一族の背中をよく知る武豊騎手と共に母子G1制覇を狙う。また、数々の記録を打ち立てている武豊騎手が中央競馬のG1レースで唯一勝てていないのが、この朝日杯FS。武豊騎手のG1完全制覇なるか。そこにも注目だ。

シュウジは新馬、中京2歳S、小倉2歳Sとトントン拍子の3連勝を飾るも、前走のデイリー杯2歳では2着に敗退してしまった。しかし、久々のレース、人気を背負ってマークされる立場だったことを念頭に置けば情状酌量の余地はあり、今回は叩き2戦目の上昇も見込める。燃えやすい気性の課題を克服できればリベンジも可能だろう。

京王杯2歳S勝ってここに駒を進めてくるボールライトニングも脅威の存在。デビュー戦はほとんど持ったままで楽勝。前走は長い府中の直線で早めに先頭に立ち、そのまま押し切る味のある競馬を見せた。レースセンスの良さは前記2頭に全くヒケは取らない。

大物感という面では3頭の重賞ウイナーを上回るかもしれない魅力を持つのがエピファネイアの弟リオンディーズ。新馬を勝ったばかりだが、その一戦が抑えるのに精一杯という抜群の行きっぷりのまま、最後は流す余裕を見せて完勝。キャリア1戦の馬が連対したのは1988年2着のスクラムトライまで遡らなければならないが、歴史を変える可能性は大いにある。

他にもサウジアラビアRCでハナ差2着のイモータル、京王杯2歳S2着のアドマイヤモラール、同3着のシャドウアプローチ、札幌2歳S4着ラヴアンドポップらも虎視眈々とG1タイトルを狙う。

来年相まみえるであろう別路線組のロードクエストプロディガルサンらのクラシック候補や、まだデビューしていない未知なる大物たちにアドバンテージをつける意味で落とせないこの2歳王者決定戦。勝つのは果たしてどの馬か。登録馬は以下の通り。

【収得賞金順】
シュウジ 岩田 55
エアスピネル 武豊 55
ボールライトニング 蛯名 55
シャドウアプローチ ○○ 55
アドマイヤモラール 田辺 55

イモータル R.ムーア 55
サイモンゼーレ 幸 55
ショウナンライズ 池添 55
スリラーインマニラ ○○ 55
ウインオスカー 松山 55

キャプテンペリー 大野 55
タイセイサミット A.アッゼニ 55
ツーエムレジェンド 太宰 55
ハレルヤボーイ 浜中 55
ユウチェンジ 川田 55

リオンディーズ M.デムーロ 55
コパノディール ○○ 54

【回避】
ラヴアンドポップ
プリンシパルスター

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