【POG】接戦制したダンツプリウスが2勝目…ジュニアC

1月5日(火)、1回中山1日目10RでジュニアC(芝1600m)が行なわれ、丸山元気騎手騎乗の4番人気・ダンツプリウス(牡3、栗東・山内厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:34.2(良)。

2着にはハナ差で1番人気・アーバンキッド(牡3、美浦・斎藤誠厩舎)、3着には1馬身1/4差で7番人気・ショウナンアンセム(牡3、美浦・田中剛厩舎)が続いて入線した。

好スタートを切ったブロワがそのままハナを切り、ショウナンアンセムが2番手。続いてダンツプリウス、外にゲッカコウと並び、ネバーリグレットが追走。ここでゲッカコウが引っ張ったのを受けて、後ろにいたアースコレクションもブレーキをかけるアクシデント。中団以降はややバラけて、アーバンキッドは後方3番手、ラブアンドポップは後方2番手から終い勝負を選択する。
3コーナーを過ぎ、後方各馬も徐々に差を詰めるが、隊列は大きく変わらず、ブロワが軽快な脚色で直線を向き、終いの脚比べへ。ラスト150mまでブロワも踏ん張ったが、ショウナンアンセム、ダンツプリウス、アーバンキッドが次々と襲いかかり、最後はダンツプリウスとアーバンキッドが鼻面を併せてゴール。写真判定でダンツプリウスがハナ差凌いで2勝目を挙げた。

勝ったダンツプリウスは、6月21日の阪神でデビュー(4着)し、4戦目となった10月18日の新潟で初勝利。重賞に挑戦した2走前の京都2歳S以外は掲示板を外さない堅実駆けで、今回はメンバー最多のキャリアを生かして接戦を制した。
馬主は山元哲二氏、生産者は新ひだか町の千代田牧場。馬名の意味由来は「冠名+~に先だって(ラテン語)」。

1着 ダンツプリウス(丸山騎手)
「出たなりで競馬をしようと思っていましたが、スタートが良かったのであの位置で上手く脚を溜められました。終いも良い脚で差し切ってくれましたね。現状ではマイルが合っていると思います。この後にテンションが上がってこなければ良いですね」

2着 アーバンキッド(F.ベリー騎手)
「もう一列前で運びたかったですけど、スタートが速くなくてあの位置からになりました。道中は内にモタれるところがありましたし、直線でも伸びてはいますが内にモタれていました。能力は高い馬ですし、スムーズならやれると思います」

3着 ショウナンアンセム(大野騎手)
「流れに乗って競馬が出来ました。上手く立ち回れましたし、センスがある馬ですよ」

4着 ネバーリグレット(ルメール騎手)
「道中も力が入っていましたし、4コーナー辺りでガス欠になってしまいました。それでも直線でもう1回頑張ってくれました。距離は1400くらいが良さそうです」

5着 ゲッカコウ(柴田大騎手)
「初めて乗ったので比較は出来ませんが、まだ競馬が分かっていないところがありますね。適性については、これから使いながらハッキリしてくると思います。能力はあるので、上手く噛み合ってくればやれると思います」

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ダンツプリウス
(牡3、栗東・山内厩舎)
父:ブライアンズタイム
母:ストロングレダ
母父:マンハッタンカフェ
通算成績:8戦2勝

※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。