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またまた大穴V!サンマルデュークが差し切り連勝!…ポルックスS
2016/1/9(土)
1月9日(土)、1回中山2日目11RでポルックスS(ダ1800m)が行なわれ、武士沢友治騎手騎乗の12番人気・サンマルデューク(牡7、美浦・小島太厩舎)が優勝。勝ちタイムは1:52.5(良)。2着には2馬身差で4番人気・バンズーム(牡5、美浦・久保田厩舎)、3着にはクビ差で10番人気・ヒラボクマジック(牡8、美浦・大竹厩舎)が続いて入線した。
1番人気に支持されたパワーポケット(牡4、美浦・二ノ宮厩舎)は14着に敗れた。
最内枠からパワーポケットがハナを切ってショウナンアポロンが2番手。ソロル、ライドオンウインドらが続きヒラボクマジックは10番手、バンズームが直後11番手、サンマルデュークは最後方16番手からレースを進めていく。
レースが動いたのは向正面中間を過ぎたあたり。後方にいたヴァンヌーボーがいつものように一気にまくっていき先頭に立ちパワーポケットは後退。3、4コーナーではバンズームやイースターパレードも前を追って上がっていき、3番手集団の外にとりつき直線に入る。この時サンマルデュークはまだ最後方の一角。終始2番手で競馬を進めたショウナンアポロンが抜け出しを図るが、まくって上がった勢いそのままにバンズームがこれを捉えにかかる。その後ろからは馬群をうまくさばいたヒラボクマジックの末脚が目立つが、大外から1頭だけ全く違う脚でサンマルデュークが豪快に追い込み。まるで前走・師走Sのリプレイのように今日も直線一気の差し切りを決めた。
勝ったサンマルデュークは前走の師走Sで単勝オッズ199.6倍のブービー人気の評価を覆す直線一気。ハンデ戦から別定戦に変わった今回は斤量が5キロ増えたということもあり評価は上がらず。再び波乱の立役者となった。
馬主は相馬勇氏、生産者は日高町の田端牧場。馬名の意味由来は「冠名+公爵」。
1着 サンマルデューク(武士沢騎手)
「前走はハマッた感じでしたが、自分の中ではこういう競馬は合うと思っていました。厩舎サイドが手をかけてくれているおかげで、状態も良かったです。斤量泣きする馬ではありませんし、今日も良い脚を使ってくれました。高齢馬ですが今も良くなっていますし、晩成型ですね」
2着 バンズーム(田辺騎手)
「強気な競馬をした分最後はアラアラになりましたが、オープンでもやれる力がありますね。前走で見せた勝ち馬の決め手は本物でしたね」
3着 ヒラボクマジック(蛯名騎手)
「道中で不利を受けて一旦下がる形になって、そこからまた伸びましたからね。普通ならそのまま終わってしまうところなのに、力がありますよ」
4着 イースターパレード(津村騎手)
「ペースが遅くてマクる馬についていく形になりましたが、3コーナー辺りで置かれてしまいました。それでも最後はよく盛り返しています。落ち着きが出てきましたね」
5着 ショウナンアポロン(古賀史調教師)
「ジョッキーが上手く乗ってくれましたし、一瞬やったかという感じでした。後ろからあれだけの脚を使われては仕方ありませんが、この馬もよく踏ん張っていますよ」
14着 パワーポケット(三浦騎手)
「ハナを切って自分の競馬をしようと思っていました。マクッてきそうな馬がいるのも分かっていたんですけどね。勝っているときはビシャビシャの馬場でしたし、今日のような乾いた馬場だとモロさが出ますね。前走でもタフな競馬をしていますし、目に見えない疲れがあったのかもしれません。こんな馬ではありませんよ」
ポルックスSの結果・払戻金はコチラ⇒
サンマルデューク
(牡7、美浦・小島太厩舎)
父:ロージズインメイ
母:キミホウセキ
母父:サンデーサイレンス
通算成績:36戦7勝
※こちらに掲載されている情報、結果は主催者発表のものと必ずご確認・ご照合ください。
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